マイルストーンズ投資BOOKS-1
実践 ガソリン灯油取引
個人投資家が石油投資で儲けるための最強マニュアル
編著/渡邉勝方 A5判・200ページ・上製本 定価/3,675円(本体3,500円+税)
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個人投資家待望!石油で勝つための実践書登場

高騰が続く激動の石油マーケットで稼ぎまくれ!
いまもロングセラーを続けている
『ガソリン・灯油取引入門』の最新版が、満を持して登場!
商品マーケットでトレーダーにいちばん人気の高い
「ガソリン」「灯油」「原油」取引のための最強マニュアルです。

2005年8月、原油が1バレル67ドル台に高騰!
いまや連日新聞のトップ記事として報じられるようになった原油高。
今後もさらにエスカレートしそうな状況で、何をすればよいのか!?
激動の石油先物をトレードして億を稼ぐ個人投資家も続出!
本書は新聞や経済誌などでは入手困難な石油市場の最新の内幕を投資家の視点から論じ、新しい時代のマーケットパターンに対応するトレード手法を多数紹介。
個人投資家を応援することを目的に、多くの示唆に富んだ内容で書き下ろし!

毎日のように新聞のトップをかざるようになった原油高騰のニュース。投資に感心を持たない人にも興味のある話題である。そして投資家には原油に関連する商品マーケットに「ガソリン」「灯油」「原油」などが上場されており、その大きな動きから最も人気が高い取引である。
そしてこの取引についてとてもわかりやすく解説されていると初心者からプロのトレーダーまで評判なのが2002年に発行された『個人投資家のためのガソリン・灯油取引入門』と『個人投資家のための原油取引入門』(ともにパンローリングより発売)であり、今なおロングセラーを続けている。しかし刊行されてから3年以上たち、エネルギー取引を取り巻く環境は大きく変貌した。そのため長らく続編が待たれていたが、ついに内容を大きくブラッシュアップしたアップデート版が登場。
本書は、新聞などでは入手困難な石油市場の最新の内幕を投資家の視点から分析して伝えるとともに、新しい時代のマーケットパターンに対応できる、数多くのデータで裏付けされたトレード手法を紹介することで、個人投資家を応援する。本書のような特定の商品先物に関するトレード解説書は少ないため、前作に引き続き、個人投資家には貴重な1冊だ。またぜひ前作と併せて読んでほしい。両方を読み終えたあなたには、きっと激動の相場で勝ち抜く力が備っているはずだ。

株式のトレードよりも自由な先物を勉強してあなたも勝ち組になろう!


もくじ

まえがき

第1部 激動の石油市場ファンダメンタルズ

はじめに「在庫理論が通じなくなった石油市場」

第1章 「石油価格高止まりの背景は何か?」
 石油価格高止まりの背景図式
 「OPEC原油生産余力の縮小」の意味するところ 
 石油精製能力の量的・質的不足
 ファンドマネーの流入
 第1章まとめ

第2章 「石油需要の拡大はどこまで続くのか?」
 GDPの拡大はエネルギー(石油)需要の増加させる
 BRICsという「巨象」
 ロシアの需要低落は「底打ち」
 2030年の世界の石油需要は日量1.2〜1.4億バレル?
 第2章まとめ

第3章「非OPEC原油供給は大丈夫か?(1)」
 「オイルピークとは?」
 ASPOの2004 年ピーク説
 非OPEC原油生産の4割がピーク到達
 米国:長期減産基調、頼みはアラスカ北極圏
 英国:再び石油輸入国に転落間近
 メキシコ:世界2位のカンタレルがピークアウト
 中国:大慶がピークアウト
 カナダ:オイルサンドが有望
 ロシア:資源大国の復活
 第3章まとめ

第4章「非OPEC原油供給は大丈夫か?(2)」
 メジャーの埋蔵量代替率が低下
 「今回の供給懸念は、過去とどう異なるか?」
 「開発コスト(F&Dコスト)の上昇」
 進行する成熟油田の減耗
 非OPECのオイルピークはいつか?
 非OPECの潜在能力はどれだけか?
 非在来型石油資源の可能性
 第4章まとめ

第5章「高まるOPEC産油国への依存」
 OPEC産油国の潜在能力格差は歴然
 OPECのオイルピークは2030年過ぎ?
 異例の情報開示に踏み切ったサウジアラビア
 他の中東有力産油国に埋蔵量の水増しはないか?
 イラクの潜在産油能力は高い
 「泥沼のイラク情勢」
 その他のOPEC石油供給リスク
 第5章まとめ第6章「2030年の石油価格はいくらか?」
 IMF経済白書における価格予測
 大きい実質価格と名目価格の差
 需要予測が大きすぎないか?
 楽観的過ぎる非OPEC供給見通し
 「地政学的リスク考慮の度外視」
 第6章まとめ

第7章「金融市場としての石油マーケット」
 商品インデックスファンドとは何か?
 ジム・ロジャーズ氏の先見
 代表的な商品インデックス
 商品インデックスファンドの意義
 NYMEXにおけるファンド勢の台頭
 第7章まとめ

第2部 個人投資家のための石油トレード実践

第8章 「トレードとは何か?」
 トレードとは確率のゲームである
 勝っている人と負けている人の違い
 有利な手法とは?
 株式投資と商品先物投資の違い(商品取引未経験の方へ)
 マネーマネジメントが重要

第9章 「ガソリン・灯油取引入門」トレード実践編の再検証
 10の手法例を再シミュレーション
 生き残ったのは5つ

第10章 「新手法例の紹介」
 手法例1「ガソリン長期買い」
 手法例2「季節性」
 手法例3「金曜日買い」
 手法例4「ファンドの待ち伏せ買い」
 手法例5「30分ブレイクアウト」
 手法例6「ウッドペッカー2」
 手法例7「FTSL(フォロー・ザ・ストップリミット)」
 手法例8「中部ストップ取り」
 手法例9「ガソリン・灯油の日計りのさや取り」
 手法例10「寄り付きでのガソリンの指値売買」

第11章 ディーリングルームへようこそ
 自己ディーラーとは?
 個人投資家とディーラーの関係
 ディーラーA氏
 A氏の売買譜
 ディーラーになるには?

第12章 「個人投資家が知らない石油トレードの盲点」
 ストップ高(安)近辺での向かい売り(買い)は危険ですか?
 2004年4Qにガソリン・原油のサヤ(ガスクラック)が急騰した背景は何ですか?
 ガスクラック(ガソリン-原油のサヤ)を仕掛ける際の注意点は何ですか?
 ガソリン・灯油の輸入採算はどのように推移しているのですか?
 灯油クラック(灯油・原油のサヤ)についての留意点は何ですか?
 石油会社の毎月のガソリン仕切り値改定が先物価格に与える影響を教えて下さい
 高止まりを続ける石油価格を暴落させるリスク要因は何ですか?

第13章 マネーマネジメント マネーマネジメントとは?
 トレードマネジメントの実際
 「ポートフォリオマネジメント」
 メンタルマネジメント
 部分的な利食いについて

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