なんだかなー(2007/4/3)
報道特番だか報道特集だかを見ていたら、いやらしいほどに、反自民のキャンペーンを組んでいる。放送機関が、これほど偏って良いのかなぁ。この番組ってTBSだったか。この番組は、イラク戦争の折り「バグダット空港があっさり陥落したのは、アメリカ軍がイラク軍部隊を買収したからだ!」と得意げにやっていたりと、もう脳味噌溶けているとしか。
戦争において、造反ってのはごく当たり前。みんなが大好き三国志や徳川家康なんかも造反させるのが好きだったわけだし。まぁ、造反と言う言葉がマズイとしたら、降伏勧告に従った訳で、その降伏後の条件が金銭だったに過ぎないとも言える。
本当に、中国のロビイストがTBSには浸食しきっているような感じがするなぁ。毎日新聞は嫌いじゃないので、TBSと手を切って欲しいものだ・・・って、毎日のテレビ局がTBS?
ときに、猛烈に体調が悪くなる日があるのだが、ローカルニュースを見ると「今日は黄砂が酷かったですね」といつも言うので、黄砂アレルギー?、中国共産党アレルギー?。
ニホンナイズド(2007/4/3)
PPGZの存在を知った瞬間、正直、寒っと思った。ヒロイン三人を中学生にした時点で、大きいお友達を狙っている気がするし、微妙な武器も、おもちゃ会社とタイアップ?という昔ながらの感じがするし。思い返したのは、トランスフォーマービーストウォーズ2だっけ。コンボイがライオンになる方。どうして、こう日本人は、素材を活かすのが下手なのだろうかと。
とはいえ、ビーストウォーズ(コンボイがゴリラになる方)の脚本は、超訳も甚だしいレベルなので、ただ単に企画担当者が低レベルというか、低センスというか、脚本能力がないというか。元々、日本人は改良・改案ってのが上手いハズで、家電なんかも、痒いところに手が届く開発をしたからこそ、世界トップに…と言っても、開発秘話を聞くと、成功するまで冷や飯喰わされていた、開発者も多いので、全体比率で見ると、センス無い国民なのかなぁ。
BGMがわりに、カートゥーンネットを付けっぱなしにしている事もあるので、洋モノアニメの脚本というか、ストーリーテリングの高さで、作画をフォローする。と言うのは、70年代の特撮のような、特撮のショボさをストーリーで補う。と言うところにつながるのかも。マシンロボも作画は綺麗だが、脚本は…寒い…ロムの決めゼリフはイイが、全体の流れがねぇ。
映像の善し悪しは、評価を上げるのに必要なものだけど、作品全体の価値を決めるのは、脚本であり、ストーリー全体であると。いい加減に感じて欲しい。無名の俳優、ショボイ特撮だけど、素晴らしいストーリーの映画は得した気分になるが、有名俳優、豪華な特撮、でも意味のない中身のないストーリーの映画は存した気分になるでしょ?。
CNで最近のお気に入りは、絵柄とアクに慣れるのに時間かかったけど、ビリー&マンディは、面白い。カウ&チキンとか、エド、エッド、エディとかも。私がアメリカナイズされてるのか?。オギー&コックローチとか、無口なウサギとかもイイ。この二つは、ほとんどセリフがない。だけど、セリフが浮かんでくるほどのドラマを見せてくれる。無口なウサギの方は、主役級は全く喋らず、脇役だけが喋る変わり種。フランスとイギリスのアニメなんだけど、パントマイムの下地があるから出来るのかなぁ?。
裏金(2007/4/10)
ずいぶんと、サボってしまいましたが、サボっているときは、なにかにハマっているとき。と言う事で、ヘヴィな3Dダンジョンがやりたくなったので、BUSIN0に触手を伸ばす。私は、フィルード系より、ダンジョン系のようで、こー、一歩一歩進み、残り魔力微妙だけど、この扉ボスっぽいなぁとかが楽しい。けれど、序盤中盤ってのは、どのゲームも楽しいもの。後半、シナリオが矛盾したり、崩壊したりするので、何とも言えず。
さて、裏金。横浜が続きましたか。巨人の会長さんが、怒り爆発したのを見て、一番ふって欲しくないタイミングでこっちにふるな。と言う怒りに見えたのですが、はてさて。
それは、ともかく、今回の横浜の暴露なんですけど、これが、好成績、高人気の選手だったら暴露したかなぁ?。と、考えると、大学野球ナンバー1と言われたモノの、プロでは、一軍半でひっそりと消えていく選手は多い。今までは、プロの壁。と思っていたのだけど、今回の件で、契約金に五億ももらえば、そらぁ、やる気無くすんでないかい?と。
ここで、首になっても、5億あるしなぁ。と思う人と、ここで首になったらあとがない。と言う人では、最後の踏ん張りに差が出ると思うしねぇ。全部が全部とは言わないし、野球が好きでプロになった人も多いと思うけども、金で潰れてた人も少なくないのかなぁと。
そして、もう一つ。税金どうなるんだろう?。裏金だから、当然帳簿に載ってないよねぇ?。追徴金?。ああ、そうか、発表はいつも推定で報道されるから、役所にはちゃんと報告してたのかな。
呪いの歌(2007/4/17)
我が家のバンシーは、キーイングを始める前に、さながら、壊れたレコードのように、歌詞の1フレーズを延々と繰り返す。嗚咽の混じった甲高い声で、調子が微妙にずれたリフレインは、呪いの歌としか言いようがない。30分程度の呪歌ののち、短くても一時間は、キーイングが続く。
適当な、例えが見つからないのだけども、大陸や半島の葬儀で、もの凄い勢いで、絶叫して泣いている女性の姿を、なにかしらの報道で見た事があるかともいますが、アレが一番近いかな。葬式とか、なんかあれば、分かりますが、突然、なんの前触れもなく、家族が、あの勢いで泣き始めたと思ってみて下さい。それが、二時間三時間と続く訳です。毎日(´_ゝ`)。
トレント・レズナーのような、計算された狂気は、心地よいと思えるが、天然の狂気がここまで精神を蝕むとは。最近、本当に死神が、本当の意味での死神がいるのならば、残りの寿命、だれかに、特に幼くして天命を尽きようとしている人に譲ってあげたいと真剣に思う。可能性を秘めた無垢なるスパーク・オブ・ライフのほうが、こんな苦役と堕落に染まったくすんだ輝きよりは、絶対に価値がある。
テロリズム(2007/4/18)
キーイングに悩まされている間に、もの凄い事件が起こってますな。前長崎市長で、立候補者が射殺ですか。
各政党の党首が「暴力による意見のごり押しは、民主主義への挑戦」と言う意図の発言をしていた訳ですが、ほしたらやー、テロリズムはその最たるものじゃん?。イラクから、アメリカ軍はでていけー。と言うのは、暴力団に銃撃されたから立候補止めまーす。見たいなものだと思うのだけど。底の浅さが見えちゃいましたな。某党。
ともあれ、共産党まで、自由と民主主義への挑戦。と言うのは、なんかスゴい違和感。と言うか、ドコを目指しているのやら。
そういえば、アメリカ軍がいるからテロが起こると騒いでいた団体は未だにそんな事を言っているのかしら?。正直、今、外国軍が出て行ったら、確実に内乱状態になるよ、イラクは。元々、イギリスがかってに地図に線引いて、ここがオレの土地。とやったものだから、自然境界やら、民族・部族境界無視してるからねぇ。国割るとしても、石油埋蔵量の多いところを争うだろうしなぁ。
バイオ燃料への転換が本格化してきているので、石油資本どうでも良くなってきている気がしなくもない。それが各国の撤退の実状の様な気がする。
もう一つ、容疑者は暴力団関係者という報道がある中、容疑者と親しい弁護士。と言う人が出てましたがー、それって、いわゆる組の弁護士ってやつなんでわ…いいのか、そんなに堂々と顔と名前出して。
銃社会(2007/4/22)
アメリカは銃社会。と誰もが知っているのに、騒ぎ立てるのが分からない。銃がなければ、あの凶行が無かったかというと、それは分からない。日本でも小学校に押し入った事件があったように、キッチンナイフでやったかも知れない。銃が被害規模を大きくしたのは間違いないけれど。
事件後、銃を買う人が増えた。と言う報道に、シンジラレナーイ。と言う顔をするのは、本気なのか、テレビ用なのか。あれは、日本で地震が起こったときに、使いもしない防災グッズを買いあさる様なもので、ほとんどの人は、寝室の引き出しに鍵掛けて入れっぱなしだと思う。
もう一つ言いたいのは、アメリカは銃社会。それを考えずに行動する方がおかしい。イスラム圏で豚肉を食べるようなもの。渡航先の文化や宗教を考慮せずに行く方がどうかしている。だから、日本人は非常識と言われるのではないかと。西部劇の信念が基本にあるアメリカでは、銃は聖具の一つ。と思っても過言ではないのだろうか。
秀吉が刀狩りをやったおかけで、日本は武器が民間にないけれど、アメリカ人から、銃を取り上げるのは、武士から刀を取り上げるようなものだろう。唯一のチャンスは、南北戦争の終結時に、刀狩りならぬ、銃狩りをする事だったのだが。内乱というか、アメリカ本土で大規模戦闘でもない限り、銃狩りのチャンスは無いだろうなぁ。
人間誰しも、どんな小さな権益、どんなにつまらない権益でも、手放すとなったら抵抗するものだから。
ムービーと挿絵(2007/4/23)
ムービーがいらんなどと痛い事を言うな。と言われ、ムービーがある事が当たり前になっている現状に少々呆然としました。ついで言うと「シナリオなんて、もうパターン出尽くしている」と言う典型的な反応も見せてくれた訳ですが。なんというか、ストーリー骨子とシナリオの混同?。さらに言えば、キャラクタードラマ=シナリオと思っている当たりが、なんというか。
ストーリー骨子なんて突き詰めれば、特にゲームのは悪い魔法使いを倒す。に要約される訳ですが、それをどう味付けし、配膳の順番をどうするか。と言うのもシナリオの仕事と思う訳です。くわしくは、昔書いたコレを。
要するにその人は、シナリオギミックというか、ストーリーの仕掛けの存在を全く無視している訳ですな。シナリオギミックの無い話は、どうやって盛り上げるかというと、キャラクターに依存する訳です。オチのない話でも、キャラクターで引っ張れば何とかなるものです。でも、それは100%傍観シナリオなワケですなぁ。
さて、本題。私にとって、ゲームのムービーってのは、小説における挿絵です。
コレで言い切っているわけなんですが、それだと寂しいので蛇足を。ムービーが売りのゲームってのは、挿絵が売りの小説のようなもの。本末転倒って奴では無かろうかと。くわえて言うと、キャラクタードラマってのは、メインのストーリーがしっかりしているから映えるものでもあると。
逆に言うと、キャラクタードラマはなくても、シナリオは成立するが、シナリオ無しでキャラクタードラマは成立しない……と思う。これは、ゲームというより、テレビドラマへの苦言かな。キャラクター性だけで押し切れると思うなよ。と。
全然関係ないけど、事実は小説よりも奇。と言う事件。エロゲーのような事件が、本当にあるのだなぁと。また、乗客を威圧していくのも快楽の一つになっていたのだろう。犯罪の現場に出くわすと、身体が動かないんだよねぇ。昔バイト先の隣のCDショップから万引き犯が飛び出してきたのだが、身体が動かなかったことを思い出す。
逆に、電車の中で友達がヤンキー(当時の言い方)に絡まれ、「なんか文句あるンか」と、コッチにもすごんできたので「あるよ、混んでんだから静かにしろよ」。と言ったら「あるってよ」「ああ、文句あるらしい」と、言いながら、何事もなかったかのようにスゴしだした、ヘタレヤンキーも思い出した。ヘタレで良かったわぁ。
ともあれ、この犯人死刑にせんと、絶対再犯する。
わかんね(2007/4/24)
スポーツ特待生。奨学生。なんでいけないんだろう?。たしかに、青田買いにつながる。と言う一面もあるのだが、勉強(学力)の優待生があるのだから、スポーツの優待生があっても良いじゃないか。それとも、運動バカは、学校行かなくていい。とでも言うのだろうか。
そもそも、問題にしなきゃいけないのは、プロ球団ないし実業団が、青田買いをする事。それも、選手の意向を無視して、監督や父兄のほほを、札束で引っぱたくのが、問題であって、進学のときに、特待生、奨学生をウリにする事は、なにか問題なのだろうか?。あの学校は、全国大会常連校だから。というのと、あの学校は、国立大学への進学率が高いから。同じこった。
さらに、青田買いの禁止は、プロスポーツが、各チームの実力均衡を図る為のもので、興業利益で運営していない、アマチュア実業団の青田買いに、なにか意味があるのだろうか…まぁ、オリンピック選手でもでれば、企業イメージの向上につながる訳だが。
確実に今言えるのは、論点と問題点が絶対にずれている。問題にすべきは、プロ球団が、自球団の増強の為に、アマチュアに介入してくる事であって、進学の際には、なんの問題もない。あと、私、推薦制度と特待生、混同してるかも?。
かつて、私も県の柔道協会の会長に、「高校、大学世話してやるから、国体行け」と言われたのだが、それに乗っていたら、特待生だったのだろうか。
全国学力テスト(2007/4/24)
学校の先生は、学習指導に生活指導、進路指導とやっている上に、近年では、不審者対策に警備員までやらされているので、可哀想だと思う反面、いまだに、なんか勘違いしたままの人もいて、ナンダかなぁと。
なんか、学校の序列化とか、差別化とか、言っているけれど、端から見れば、つまるところ、自分たちに通知票出されるのが嫌だ。とごねているようにしか見えない。ハッキリ言ってしまえば、自信がない。つまり、低順位になることが分かっているから、拒絶しているのではないか。という疑問さえ浮かぶ。
いままで、なぁなぁでやってきて、成績という明確なものを出されることへの拒絶としか受け取れないんだよなぁ。生徒どうこうと言ってるけど、詭弁というか、自己弁護にしか聞こえなくて。
さて、立ち返ると、私が中学3年の頃、全国テスト受けました。もちろん、文科省の問題ではなく、どこかの業者の全国模試。それを素に、志望校の絞り込みをやりました。全国で何位、県で何位。とかありましたよ。ペナルティしか付かない文科省のは嫌だけど、うまみのある業者の奴はいいのかしらねぇ。
まぁ、全部の学校が、民間の全国テストを実施した訳ではないでしょうけど。
国語力(2007/4/30)
とある調査によると、短大生の6割が中学生並の国語力らしい。四年制でも2−3割りはその程度らしい。以前に、ネットオークションなどで、手紙の書き方がなっていない人が多い。と書いたのだが、技術以前の問題ですか。
しかし、現在のコミュニケーションの主軸は、メールであり、掲示板(含むブログのレス)など、文字媒体ベース。普通は、書いていれば、上手くなるもの。女子の方が文章上手いのは、交換日記だぁの、授業中のメモ回しだぁの、やっているからだったと思うのだけど。
とは言え、活字を読まないで、書く。と言うのは、基礎体力がないままに、サッカーをするようなものか。いい文章、良い文体にふれて、それを真似る。よく言うとふまえて書くから、綺麗な文章になる。もしかしたら、いまの人たちのお手本は、「乙ー」とか「漏れ」とかなんでしょうかねぇ。
まぁ、それはさておき、辞書を引かなくなったのも一因でしょうね。検索でパパッと必要項目だけ見る。辞書だと、捜しているウチに、全然関係ない単語が目について、それが気になって、いらんもの調べたりとかすることで、語彙が増えて行くし。
漢字力の低下、日本語のリスニングが出来ない一因は、テレビのしつこいまでのテロップにあると思う。字幕か、と思わせるほどに、延々とテロップ出すしね。テロップにすると、文字が潰れるのか、小学生レベルの漢字まで平仮名にしてあったりもするし。ただ、聴覚に障害がある人にとっては、テロップは有り難いだろうなぁと思うので難しいところか。
綺麗な文章という事で、レイモンド・チャンドラー(訳は、清水俊二さんがよい)がお勧め。「身体が濡れた砂のように重い」なんて、綺麗だとは思いませぬか。疲れ切ったときの身体のだるさを的確に、かつ綺麗に表現しているよねー。「疲労で重くなった身体を引きずって」なんてのは、三文ですわー。
チャンドラーは詩人を志したが挫折した人だから、ちょっと詩的な表現をつかう小説家。アリバイだの密室だのと言うトリックでなく、絡み合う人間関係がプロットの骨子なので、日本のアリバイ、トリック重視が好きな人にはつらいかも。