1.ケイの様子が心配だし、武装の変更もしたいので、エレベーターへ戻る。


地下カーディナル、そして相棒を失った事で、微妙な戦術転換が必要だ。その為、装備を変更しよう。なにより、キースの事が心配だ。俺が入隊して以降、教官らしい配慮で、何かと世話を焼いてくれた恩義は忘れては居ない。

ドロシィを振り向かせ、歩き始めたばかりの道を引き返した。

「止まれッ」
怒声とともに、ロックオンを告げる電子音が鳴り響く。通路の奥にかすかな影が見える。

「ケイ?、ドロシィだ。装備の変更をしたい」
「うるさい、こっちへ来るなッ」

ロックオンは維持されたままだ。明らかに、キースの状態は異常だ。言っては悪いが、仲間がブービートラップにかかったぐらいで、取り乱すようでは、特殊部隊には到底、入隊できるはずはない。その程度の男ならば、教官として採用されるわけもない。何かがあったのだ。

「なにがあった?。大丈夫か?」

「くるなっ、くるなっ」
キースは何かに取り憑かれたような叫び声で、叫び立てる。


1.心配なので、目視できる距離まで近づく。

2.これ以上、刺激は与えない方がいい。倉庫区画へ向かう。


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