1.心配なので、目視できる距離まで近づく。


「ケイ、何があった?、大丈夫なのか?」
なるべく刺激しないように、ゆっくりと歩みを進める。

「くるなと言ったはずだ。そうか・・・おまえ、ドロシィじゃないな」
通信モニターに顔が写る。義眼だけでなく、残された目にも輝きはなく、無機質な澱みを放っている。
「モニターを見ろ。俺だ、間違いなく俺だよ」

「ウソだ…ドロシィは索敵に向かった。お前はドロシィじゃない。」
「まてよ、ケイ」
「おまえ・・・バイオドールだな・・・俺は騙されないぞォッ」
「おい、キースっ」

作戦行動中は禁じられている、隊員名を直接叫んだ事を悔いるよりも、キースを追いつめてしまったことを悔いた。ケイからの射撃を回避するのは、簡単ではないが、問題ない。いつものキースらしくない乱射。初実戦の新兵が、全ての物音に怯えるように、撃ちまくっている。

じりじりと距離をあけようとしても、追いかけてくる。
「やるしかないのか・・・」
自らの判断ミスが飛んでもないツケとなって帰ってきたものだ。なんとか、パイロットを死傷させないように、ケイを戦闘不能に持ち込むしかない。俺は、覚悟を決めた。

戦闘
敵:RGM−79(G)KEI
耐久力30 装甲値6 回避(−1)
90oマシンガン:射程2 (−4)、ダメージ±0
ビームサーベル:命中(−3)、ダメージ+3




1.勝ったならば損傷や消費弾数をチェックして進むこと

14.負けたら


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