1,生命維持システム室へ入る。


アイリスバルブの隔壁を抜け、生命維持システムへ向かう。

ふと、バックモニターの開いたままの隔壁に目がとまる。ここの隔壁は、誰かが操作をするまでは、その状態を保つ仕組み。つまりは、誰かが開けたなら、開いたままだ。誰かが閉じたなら、閉じたまま。

室内で、突発事態が起こったなら、隔壁は開いたままの方が都合が良い。

しかし、開いたままでは格納区画の時のように、出口を塞がれる可能性もある。これからの作業を考えれば、戸締まりはしておいた方が安心ではある。

1,突発事態に備え、隔壁は開けておく。
2,不意打ちに備えて、隔壁は閉める。



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