メッセージ 528


「ある青年の悟りの日」


2500年前・・・
苦しみに満ちた世界に希望の光を灯した青年がいました。

恵まれた環境に育ちながら・・・
心の叫びに素直にしたがって・・・

苦しみの源を知りたくて・・・
苦しみのない世界を知りたくて・・・

新しい世界に飛び出した青年がいました。

あそこにすごい人がいると聞けば・・・
すぐにその人を訪ね・・・

あそこには悟りを開いた人がいると聞けば・・・
すぐにその人の話を聞きに行く。

悟りのためには・・・
数々の苦行が必要と言われれば・・・
素直にその言葉に従って・・・
あらゆる苦行に身をさらけ出す。

でも・・・
その青年には・・・
満足できる平安は訪れませんでした。

身も心もぼろぼろになり・・・
川の中で聞いた歌は・・・

「弦を強くしても・・・いい音はならない」
「弦が弱くても・・・いい音はならない」
「強くもなく弱くもないそんなときに・・・いい音がなる」

それを聞いた青年は・・・
何かを感じて・・・
川から上がり・・・

菩提樹の前に座っていたところへ・・・
ある女性があたたかい乳粥を持ってきてくれた。
それをなんのためらいもなく素直に飲み干した青年は・・・
その女性に感謝をあらわして・・・
その後、その菩提樹の前で7日間の瞑想に入りました。

内なる対話を宇宙と重ねて・・・
七日目の朝・・・
その青年は・・・
この世界に悟りという花を咲かせてくれました。

その青年は・・・
以後ブッダとかお釈迦さまとか言われるようになりました。

彼の悟りの境地は誰にも分かりません。

ただ・・・
彼が苦しみの世界から・・・
その苦しみが何であるか・・・
その苦しみをなくすにはどうすればいいか・・・
それを彼の悟りの一部として・・・
わたしたちに残してくれたように思います。

それが・・・
般若心経のなかにすべて盛り込まれているのかもしれません。

この世界は苦に満ちているようにみえる・・・
しかるに・・・
その苦とは・・・
自分の思い通りにしたいことが・・・
思い通りにならないから苦しんでいる。

あ〜したい。
でも・・・
そうならない。
だから苦しい。

こ〜したいのに。
でも・・・
こうならない。
だから苦しい。

あの人に・・・
こうなってほしい。
でもならない。
だから苦しい。

自分の思い通りにしたい・・・
けどならない。

苦の始まりは・・・
自分の思い。

ならば・・・
自分の思いがなくなれば・・・
すべての苦は消えてしまいます。

自分の思いではなく・・・
宇宙にすべてをゆだねて・・・
起きることに感謝して・・・
淡々と目の前のことをこなしてゆけば・・・
いいのかもしれない!!!

そんなことを・・・
2500年前に菩提樹の前で朝日を見ながら・・・
お釈迦さまは感じていたのかもしれない。

そう・・・
12月8日という今日は・・・
お釈迦さまが悟りを開かれた日なんです。

35歳8ヶ月の12月8日の朝方・・・

358×358=128164

これは・・・
12月8日午前6時4分という解釈です。

宇宙のシナリオでは・・・
お釈迦さまは・・・
35歳8ヶ月になったときの12月8日の朝の6時頃に悟りを
開くことになっていたんです。

これから・・・
彼と同じようなことが・・・
みんなみんなに起きてきます!!!

それは特別なことじゃなくて・・・
あたりまえなこと・・・

そして・・・
自分がどんどん明るく幸せになることです。

楽しいよ〜〜〜

自分を・・・
愛してあげてね!!!

ルンルン・・・

ありがとうございます。