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病名・害虫
被害植物
症状
予防対策
アブラムシ すべての植物 新芽・新葉・花などに群生して樹液を吸汁し生育を阻害する。また、ウイルスの媒体となる。 風通し、日照の良い場所で管理し、発生したらマラソン、スミチオンなどを散布する。
イモムシ・毛虫 すべての植物  蝶や蛾の幼虫で、葉や花を食害する。一日で、丸坊主にしてしまうこともある。 目につく幼虫を捕殺する。
幼齢虫のうちに、スミチオン、オルトランの1000倍液を散布。
 カイガラムシ すべての樹木類  幹や枝に定着して吸汁被害をおよぼす。すす病を併発する。

成虫は硬い殻をかぶったものが多く、殺虫剤が効かない。5月〜8月の幼虫が孵化した時期に散布するか、冬の間にマシン油乳剤を散布するのが有効。

 グンバイムシ  ツツジ、さつき  葉裏に群がり汁を吸うため、ハダニと同じように葉表は白いカスリ状の被害になります。葉裏が分泌物で黒く汚れていますのでハダニの被害とは区別できます。高温、乾燥を好む。  オルトラン・ スミソン乳剤・ スミチオンなどを定期的に散布して防除します。 薬剤をかけむらのないように葉裏までていねいに散布します。
 ナメクジ すべての植物   日中は、鉢の裏や、落ち葉の下などに隠れ、日没から現れて若葉、花を食害する。  夜中に見回って捕殺する。ビールでおびき寄せて、早朝に捕殺する。
 ハダニ すべての植物  葉裏に群がり吸汁被害をもたらす。被害が広がると葉が白っぽくなる。  昆虫ではなく、節足動物なので普通の殺虫剤では効果がない。マラソンなどの殺ダニ剤を散布する。乾燥を好むので、時々葉の裏に水をかける。
 コガネムシ  すべての植物  幼虫は土中で根を食害し、成虫は果樹・草花の葉を網の目のようになるまで食い荒らす。  成虫は、見つけたら捕殺する。幼虫には、スミチオン乳剤1000倍希釈液が土壌中に十分しみ込むようにジョロ等で1u当り3リットル散布する。