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ホーム>和紡布商品一覧>和紡布(わぼうふ)とは?

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  手作りの布
和紡布(わぼうふ)
和紡布(わぼうふ)とはどんな布?
手摘みした綿花を、手紡ぎ糸、和紡糸に紡ぎ、手織り、シャトル機で織りすなわち、
もっとも自然に近い条件で仕上げた織物を和紡布(わぼうふ)と呼んでいます。
和紡布(わぼうふ)の特徴は?
器機の構造上、糸の中心に撚り(ひねり)が入り、糸の外側はわたが巻きついた状態の糸となり、
柔らかく、太・細のでこぼこな不均質な糸となります。
結果として吸水性抜群(107.5%〜127.1%)の糸となり、粗く織り上げているため、
布表面がでこぼこの布となります。
明治の母は、偉かった。
冷たい井戸水と米のとぎ汁に磨き。数十年前のお母さんの台所、思えばそこには昔の知恵と工夫がたくさん
詰まっていました。まず一番に食べ残しはしない。「ごちそうさま」を終えたお茶碗にご飯粒など言語道断。
次は溜めたお水に食器を浸け置き、ふやけたところを磨きでゴシゴシとやる。ガンコな汚れも何のその、
油モノは残しておいた米のとぎ汁を使ってやはりでゴシゴシ。
かたや、石けんが無かった時代のお風呂でもあかこすりはもっぱらの仕事。熱〜いお湯をかけながら、
やはりでゴシゴシからだを擦る。
これだけでお肌はテカテカ。
洗いの主役は綺麗な水。そしてお手製の
先人たちはこれだけで十分水周りを綺麗にしておりました。洗剤はもちろん、石けんも登場しない。
だから洗い終えて川に流れる水も自然のまま。
『排水』ではなく『還水』、自然から戴いた水をそのまま川にお返しすることだったんですね。
明治・大正の古き時代、そんな自然と人の橋渡しまでしてくれていた素晴らしい手作りの
もちろん今でもつくっております。
あります、手作りの
私ら、特別なことは何もしてません・・・
手紡ぎ、ガラ紡、手織り。ほんの百年ちょっと昔の人が
やってきたことを見習って布作りをしている、ただそれだけなんです。
けれども、そうやって出来上がる益久の和紡布は、
手前味噌で恐縮ですが、そんじょそこらの布とは
一味も二味も違う裂(きれ)と自負しております。
百年前にはあたり前にあった“自然”の恵みと
あったかい“人の手”。これが大切やと思います。
自然からちょっぴり恵んで頂いた木綿を
人の手で大事に織り上げ布に仕上げる。
大事に手間ヒマ掛けて作られた布だから
使う人も大切に使うてくれはる。
おかしな混ぜ物は一切無し。
これが人と自然に一番近い、本来の布作りと思います。
今の世の中、つい忘れてしまいがちな本当の手作りのあったかさを、
和紡布を通して一人でも多くの方にお届けできれば、と思いながら、
益久は今日も布をつくっております。


所主 廣田 益久
益久の和紡布はこんな布です
和紡布は本当に柔らかくてやさしい布。それは、人の手で大事に紡ぎ、
そして織り上げていた時代と同じことをしているからです。
ガラ紡
明治の機械「ガラ紡績機」で
紡がれるガラ紡の糸。
現代の紡績機のなんと
数百倍の時間をかけてのん
びりと仕上がる糸は、
とても優しい風合いです
手紡ぎ
大地からの恵みの棉を
手摘みし、人の手で丁寧に
手紡ぎします。ガラ紡より
更に時間と手間かけて、
ふんわりと柔らかい糸に
仕上げます。
石けん、洗剤なしでも汚れが落とせる!?
ガラ紡や手紡ぎの糸に共通する特徴は、
普通の糸に比べて太さにムラがあり、
わた状に仕上がっていることです。
その為とても吸水率が高く(107.5〜127.1%)、
粗く織った表面のデコボコの摩擦効果と相乗して
油分を無理なく落とします。
こうして出来た糸を、手織機や明治時代と同じ力織機で
ゆっくりと布地に織り上げて、和紡布ができあがります。
店長より!
やわらかい!気持ちがいい!私夫婦も実際使ってきもちよくて納得できる商品だから、
新しくこの「和紡布」を扱い始めました。
必ず納得いただける、昔の良い手造り製品です。
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