|
建築現場日記
2006年 6月
今回の仕事はご主人の退職を機に築20年の家を1階部分ほぼ全面改装されたT様でした。
T様はアメリカ・タイに7年間海外赴任をされており今回のリフォームはその経験を生かしたものになりました。
T様のご要望は海外での生活のような広々とした空間とナチュラルな質感でした。
まずキッチンと居間を仕切っていた壁や下がり壁を取り払いキッチンからLDK全体が見渡せるようになりました。
公園の隣という好立地にあるT邸はキッチンから 公園の緑が見渡せまるでリゾートにいるような雰囲気となりました。
また床材にはコルクやナラの無垢材を使い壁には珪藻土クロス(一部エコカラット)を使って自然な質感を大事にしました。
またドアやカウンターの材質(タモ材)も木の質感を生かしたものにしました。
また、洗濯室を別に設け洗面室から独立させたのは海外生活の経験の結果でしょう。洗濯機のない洗面室は大変すっきりし広いカウンター式の洗面台を取り入れ快適な空間となりました。
ユニットバスもこれまでよりひと回り大きい1坪タイプとし換気乾燥機もとりいれより使いやすくなったことでしょう。
4月5月と2ヶ月近くの工事でしたが生活の場がすっかり美しく生まれ変わりました。
広々とした空間は、心まで若返らせ、これからのお二人の人生がほんとうに快適で楽しく充実したものになると予感いたします。
|
|
|