星空を見上げると、明るい星、暗い星、ぎらぎら輝く星、ぱっとしない星?
明るさが変わる星、赤い星、青い星、黄色い星・・・
など、よく見ると星にもいろいろ表情があることに気が付きます。
一口に“星”と言っても、星にはいろいろな種類があります。
肉眼で見える星を大きく分けると
恒星(こうせい)と
惑星(わくせい)の2つに分けることができます。
恒星は、一般に言う“星”のことで、星座を構成している星々のことです。
その名の通り「恒に変わらない星」という意味で、数多くの星の配列や間隔が変わることはありません。
星座を構成する恒星(←つっこまないでね!)は、太陽の仲間で
太陽のように核融合反応によってエネルギーを放出して輝いています。
その中には、太陽の何百倍もある巨大な星や、何万倍もの強烈な輝きを放っている星もあります。
しかし恒星までの距離が、光の速さ(秒速約30万q)で
数年、数十年、数百年…しまいには何十億年以上という遙か彼方…
もう想像も付かないほど遠くに離れています。
ちなみに、太陽から一番近い恒星は
ケンタウルス座にある“プロキシマ・ケンタウリウス”という星で
その距離は4.1光年(光の速さで約4年1ヶ月かかる距離)です。
そのため、あの程度の明るさにしか見えないのです。
今地球で見えている星の光は、その星が数年前、数百年前に発した光だと思うと
凄いロマンを感じませんか?
太陽 |
1億4959万7870km 地球方最も近い恒星 |
プロキシマ・ケンタウリウス
(ケンタウルス座α星の連星) |
4.1光年
(太陽に最も近い恒星。太陽と地球の間の距離の約27万倍) |
シリウス(おおいぬ座α星) |
8.7光年(全天でもっとも明るい恒星。太陽に7番目に近い) |
アンドロメダ大星雲 |
230万光年 |
1光年=9,460,000,000,000km(9兆4600憶km)。簡単に言えば、想像も付かない途方もない距離… |
|