部隊の遍歴 戻る
３０２３年後半頃
部隊の前身はリャオ家の正規軍中隊。
長引く補給不足・給料遅配などの諸条件悪化により士気が低化した状態で惑星防衛戦に突入したが、最終的には戦力不足により防衛失敗、ダヴィオン家に降伏した。 降伏時の残存戦力６機、中隊長以下中隊所属人員の実に７割が死傷していたのである。
この時の凄まじい戦い振りに感服したダヴィオン家の司令官が、メックや降下船の返還を行ってくれている。
その後、クロフォード大尉の発案でリャオ家を離脱し、恩もあったのでダヴィオン家の傭兵部隊になる事を決意。ロアノークに居住していた一族郎党と合流し、恒星連邦領内へと向かった。
追記：死傷なので、怪我人も含めての７割と思われます。
主な戦死者は、歩兵と、歩兵として戦う事になった整備兵や助整兵等と思われますので、生き残ったメックウォリアーはもう少しはいると思われます。
３０２５年
部隊の駐屯基地にクラッキングが有り、それがもとでブラッドハウンドは大きな打撃を被る。この後、部隊の書類は電子決裁が禁止され、各種報告書は手書き又は物理式タイプライターのみとされた。以後、電子式タイプライター（ワープロ）は使用できなくなった。
また、この痛手を何とかごまかすため、エンドウ少尉により張りぼての武器や張りぼての砲台などが製作された。
３０２６年
１月頃よりカウツⅢの駐屯任務を開始。
この時点で、無法者限定とは言え戦利品を自由にして良いのとの特別条項を獲得した。
インヴェーダー級航宙艦「アヌビス」及びユニオン級輸送艦「オヴィンニク」は惑星政府との契約により、不定期貨客船として各惑星を廻っている。
駐屯任務報酬とこの２隻の運用利益により部隊は生計を立てており、そのため余り長期間この２隻については拘束できない。
５月にクリタ家の中規模な侵攻を受けた。メックの損傷がほぼ回復していた事も有り防衛自体には成功している。しかし一連の戦闘によりバトルメックは又しても多大な損害を被り、隊長機のストーカーのように、爆散した機体もある。この戦闘で現中隊長乗機である「ブラッディカイゼル」等の捕獲機を得たものの、修理は遅々として進まなかった。
また、メック戦士も多数死傷している。傭兵部隊となった時点から生き延びているのは本部と本部護衛小隊に所属している４名のみになってしまった。それ以外のメック戦士については、傭兵部隊となってから雇用もしくは抜擢したものである。
追記：傭兵部隊となってからの激戦で、多数のメックウォリアーが死亡したと思われる。
ロアノークでメックを失ったものの生き残った戦士達もほとんど死んだり引退した事になります。
もっとも、ホエホエ小隊などとして時折出て切る方もいるようです。
人員補充と補給物資の買い付けについて
オヴィンニクとアヌビスは主にクリタとドラコの境界にある自由貿易惑星であるブライスランドの間を行き来している。
この惑星には部隊のエージェントが常駐しており、人員募集や補給物資の買い付けを行っている。
最近の主な人員補充時期は、以下のようになっている。
８月１日 シャネルクイーン、守護天使小隊、カサンドラ少尉、他（整備兵６人等）
１０月１日 アーバイン、ヨーコ、ジェリド、ハロルド、ユミナ、セイ、他（整備兵４人、看護兵１人等）
１０月５日 李紅玉、ライフス、アルベルト、アイン、モーラ他
１２月１日 エスト、ファーファリス他
○３０２６年時、カウツⅢとの契約条件など
ブラッドハウンドはダヴィオン家と契約している。それをカウツⅢ政府が“長期レンタル”しているという形になっており、このレンタル期間が終わるまではカウツⅢ政府が雇用主扱いとなる。
①機体の運用コスト（通常の補給）はカウツⅢ政府が保証する。
②修理資材・射耗弾薬については、「戦闘終了後に惑星政府が妥当」と認める範囲で補給する。
妥当：損耗した装甲板と使用した弾薬程度を基本とする。
③無法者との戦闘で、「戦利品を自由にした」場合には補給・戦闘手当てなどは一切貰えない。
中隊契約金：月当たり２００万ＣＢ以上※
計算式（初期契約。この金額は部隊規模が変わっても１年は変化無し）
古参兵メック４個小隊＝１５万×４＝６０万（張りぼてでだましとおした）
古参兵気圏戦闘機２機＝７万
古参戦車小隊＝７万（経験値計算で重量半分扱いなためメックの半額）
ユニオン１５×２隻×月２回＝６０万（貨客船として貸与のため高額？）
インベーダー級航宙艦１５×４＝６０万（貨客船として貸与のため高額？）
支援戦力＝？
歩兵中隊
偵察小隊（惑星政府には、ジープ４台＋兵員輸送車で小隊として申告）
スキマー中隊（惑星政府には、４台１小隊として申告）
間接砲×３、（含む張りぼてロングトム）
砲台（張りぼて砲台）
戦闘報酬：メック一個小隊につき５万
勝利報酬：メック１個小隊につき１０万
破壊報酬：１％
捕獲報酬：１０％
その他の戦利品：１０％
※給料等の部隊維持費はこれから出す。
さらに、新規入隊してくる人員に払う契約金、借金の返済、入金の遅れ、訓練で消費した弾薬代等・・・けして、楽とは言えません。