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ピアノ練習法・上達法〜誰も教えてくれなかった上達の方法

〜ピアノで上達を目指したいと願う皆さんへ〜

ピアノに向かう全ての人に共通した思い

皆さんはピアノが上手くなりたいですか?

何だか「みんな、ニューヨークへ行きたいか〜」というアメリカ横断ウルトラクイズのオープニングの問いかけのようになってしまいましたが、 皆さんはどうでしょうか。「上手くなりたい」と答える人が100%だと思います。 上手くなりたいからこそ、「ピアノ」、「練習法」、「上達法」などのキーワードで検索して当サイトを見つけて、 そしてこうして実際に来ていただいたのだと思います。 これも何かの縁ということで、このまま何も収穫なく皆さんを当サイトから帰すことはないように、 ということで、ピアノ上達法、演奏法について僕自身が知る限りの知識と僕自身の独自のノウハウを披露したいと思います。 そうすることにより、「ピアノがもっと上手くなりたい」という皆さんの期待に応えたいと思います。

ピアノ上達法のサイトが乱立している現在の状況を憂う

当コーナーを立ち上げた当初はそれほど気にならなかったのですが、最近(2017年現在)、ピアノ上達法・練習法のサイトの数が 爆発的に増加しているようです。その多くは1つ1つの記事を30分程度で書いているとしか思えない、 内容が全く伴っていないページであるばかりでなく、この人はピアノを弾いたことが一度もないのではないかと思えるような 実に浅い内容のことばかり、ということも結構多いです。これらは「ノウハウ系サイト」と言って、皆さんの悩み系のテーマでサイトを立ち上げて、 ある程度それに関する記事を受け売りで書いて、そこに張り付けてある広告で収入を得るというビジネスを意識しているもので、 その必然的な結果というべきか、皆さんの悩みに役立つコンテンツを作成することは二の次となってしまっています。

例えば「暗譜の方法」などで検索して、それで表示された順番に読んでいっても「これは」というページになかなかたどりつけないのも、 そこに原因があります。ピアノの暗譜で悩んでいる人が多いという情報を何らかの筋から入手して、 それに関する他のページを読んで、そこで得た「にわか知識」、「付け焼刃」的な知識に基づいて、非常に短い時間で記事を書いて、 広告を貼り付けて公開して広告収入を得るという方法です。

このような状況では皆さんが本当に知りたい知識を得るのに多大な時間と労力をかける必要が生じてきますし、 場合によっては皆さんが本当に欲しい情報に巡り合えないということにもなりかねず、非常に憂慮すべき状況だと思います。

ピアノ演奏のセミスペシャリストとしての立場から

前述したように、ピアノ練習法・上達法のサイトの内容を見ている限り、その執筆者の中でピアノを弾くことにおいて一定水準に達している と思われる人は僕自身の目から見て非常に少ない印象を受けます。サイトの内容から、その執筆者のピアノ演奏レベル・経験は 初心者・初級者・中級者には見分けがつかないかもしれませんが、 僕のようなピアノマニア、あるいはプロから見ればそこにはっきりとした違いがあるのが分かると思います。 専門知識や内容の深さと言った点で大きな違いがあるわけです。

僕自身はプロのピアニストではありませんが、子供の頃からピアニストになるのが夢で、少年時代はその貴重な自由時間のほとんどを ピアノの前で過ごしたと言っても過言ではないほどのピアノマニアでした。ほんの些細なことでも少しでもピアノが上手くなるためなら 何も犠牲を惜しまないというほどにピアノ中心の生活をしてきましたし、CD・レコードで耳を鍛える、音楽学生・音大生以上に ピアノ・音楽の専門書を買いあさって読みふけり、ピアノに向かって実践する、ということをしてきました。 そこで得た膨大な知識の中から、ピアノの上達のために本当に必要だと思うことを僕自身の経験に基づいた持論も交えて、 語っていきたいと思います。

当コーナーの対象はピアノ学習者本人かつ中級者以上

その結果として、ここで語る内容は他の類似サイトと比べて深くならざるを得ないと思いますし、またそうであるべきと思います。 このような「ピアノ上達法・練習法」のサイトは初心者向けのものが多いですし、また実際訪問者の中で初心者の占める割合が多いのは 仕方がないと思います。ピアノというのは、習い始めの人口はそれなりに多いですが、様々な理由でやめていき、 最後まで残るのはほんの一握りだからです。僕はそのほんの一握りの人たちだけを対象にしようかとも思いましたが、 ここではもう少し対象を広げて、中級者以上としたいと思います。

またピアノ学習者の取り巻き、家族は原則として対象としていません。 ピアノというのは他者から強制されるものではなく、独自でノウハウを蓄積し実践していくべきものですし、 またそういう姿勢で自律的に上達・成長していくべきものだからです。 そのようなわけで、これを読んで内容が理解できる小学校高学年・中学生以上が対象です。

当コーナーで扱う内容

「ピアノ練習方法・上達法」という名前でコーナーを設けている以上、ここで扱うのはピアノで上達に関して僕自身が考えているあらゆる内容に及びます。 それは練習方法とは異なるものも含みます。ピアノの上達のスピードや程度は何によって決まるのか、についても原因毎に分類を試みているのも、 それがピアノ学習者毎に異なり、そのどこを改善することで最も効率よく上達のスピードを上げられるのかも異なるからです。 それは正しい練習方法にもつながる最も根本的な問題です。

また自分の才能を正しく認識するという意味でも音楽的才能の分類や音感の程度の分類も当コーナーで取り上げています。 これは自分の才能の限界に絶望するというネガティブな目的ではなく、自分にある長所と短所を正しく把握して、 それに基づいて最高のパフォーマンスを得るための最も効率のよい上達法・練習法を模索するためというポジティブな目的で行います。 持って生まれた才能は変えられませんが、その才能の中で自分の特性を最大限に生かすピアノ練習法、上達法、奏法を模索し、 最善の方法を発見し、その正しい方法で歩んでいくことができれば、それをしなかった場合の何倍もの成果が挙げられるはずです。

また当コーナーで他の類似サイトと差別化を図ろうと強く意図したのは、最終的にただ単に曲を技術的に問題なく弾くだけで終わらせない点です。 楽譜に書いてある音をそのまま音に出すだけでは単なる音の羅列であって、全く良い演奏にならないのは皆さんもご存知の通りです。 これは多くのピアノ学習者にありがちなことで、「音の羅列」から脱却して「音楽的な演奏」、「感動的な演奏」に至るまでの 道筋を示すことを強く意識しました。

管理人のピアノ人生からも学べる工夫も

またピアノ一筋だった管理人の少年時代・若かりし頃のエピソードもコラムで紹介していく予定です。 「僕よりもピアノが好きな人はこの世にいるのだろうか」と本気で考えるほどの熱中・没頭ぶりでしたが、だからこそ現在の僕があると思っています。 ピアノと受験勉強は両立できるのだろうか、とかピアノを弾くと頭が良くなるのか、とか素朴な疑問があると思いますが、 それだけでなく、日本人ピアニストの演奏が機械的でつまらない理由や、日本人ピアニストがショパン国際ピアノコンクールで 優勝できないそもそもの理由があるのか、あるとすれば何をどうすれば活路が見いだされるのかについても、 僕自身なりの視点から鋭く分析する予定です(頭の中にははっきりとした考えはあるのですが、これは本音トークでもあり、 音楽について語り合える仲の良い友達でもできれば、飲みながらでも語りたいと長年思ってきたような内容で、 ここではその一部だけ無難な内容のものだけを選んで語る予定でいます)。

当コーナーでピアノに向かう姿勢が変わった、上達のスピードが格段に上がったという方が1人でも増えることを期待しています。

また当コーナーは長年未完ですが、書きたい内容は頭の中には完全に出来上がっています。 筆不精のため遅々として進みませんが、長い年月をかけて内容を充実させていきたいと思いますので、よろしくお願いします。

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