Block Buster
(大型非核爆弾。強い影響を与える人もしくは作品。強烈なシュート。大ヒット作)


参考文献を列記していきます。中には、文献でないモノも出てくるでしょうけど。


酔生夢死

基本的には、ニュース(今日の出来事が多い)。あと、垂れ流しているときのテレビ番組(ジャンル指定無し)であることが多い。後は、直接体験。


Je ne sais quoi

ここは、総合知識なので、他の分野から得た知識で書き、価値観として構築されているので。


Out of Order

TRPG各ルールや、サプリメント :特にクトゥルフにおいては、出版社が編纂した、事典などトイレでも使えないほど役立たずです。意外なことですが、テーブルトークのルールは、よく調べられ、客観性と相互比較が出来る唯一のモノです。ク・リトル・リトル神話大全を買うよりも、クトゥルフの呼び声のルールブックを買った方が、一千万倍役に立ちます。

ただし、これらは原作、原典のイメージを大切にしているゲームの場合のみで、その他の場合は、ゲームの世界観に沿ったように変えられている場合がほとんどです。注意しましょう。例えば、フンババが、毒を吐くミノタウロス扱いだったりしますので。


RPGマガジン(現在は休刊?) :1994年頃までの記事やコラムなど、大変役に立ちます。牧山さんのクトゥルフ通信は、今でも再読している私のバイブルです。しかし、装丁が変わり、あずたさん達が止めてしまって、ダメになりました。


  悪魔の事典(フレッド・ゲティングス/青土社) :一番まともな悪魔関係の事典。日本人の作った辞典もあるけど、やっぱ、日本人は辞典作り下手。

 
オカルトの事典(フレッド・ゲティングス/青土社) :一番まともなオカルトの事典。この二冊は大変お世話になっています。


似たような本は、日本人も出しているのですが、とても下手で、読むに耐えません(と言うか、読む内容がなかったりする)。少々値が張りますが、日本人の編纂したモノを買うよりかは、こちらをお薦めします。 コラン・ド・プランシーの地獄の事典の訳本もありますが、さすがに古いのと、かなり省略されているので、当時の認識を知りたいという場合を除き、お勧めしません(そう言う目的の人は原書で読まれると思いますし)。


図説日本未確認生物事典(笹間良彦/柏書房) :いわゆる妖怪とUMA本。きちんと文献に当たっているので信用できます。
図説世界未確認生物事典(笹間良彦/柏書房) :上記の世界版。ただし、中国以外はあまり使えない。

学者さんが書いた本にありがちな、文献出展の羅列。では無いところにこの本の良さがあります。比較検証していたり、考察なども書かれていて、読み物としても成立しているのが、グッド。下手な妖怪事典だと「中部地方に多く見られる」だけで終わっていたりしますので。


真・女神転生のすべて悪魔復活編(成沢大輔/必本スーパー・Jicc) :SFCゲームの攻略本の片割れです。
真・女神転生U悪魔大辞典(成沢大輔/必本スーパー・宝島社) :これも同じく。
真・女神転生デビルサマナーワールドガイダンス(成沢大輔/ソフトバンク) SSのデビルサマナーの解説本


メガテンの凄いところは、悪魔解説本を出して、なおかつ売れるというところでしょうか。しかも、その内容が、半端な学者など裸足で逃げ出すほどの詳しさです。 さすが鈴木大司教。各神話からの視点で、悪魔を評価しているので、比較神話論のきっかけともなりうる本です。しかし、編集者が成沢大輔さんでなくなってからのメガテン本は、単なる攻略本になってしまいました。

おそらく、当人は対抗し勝利しているつもりになっているであろう「西洋魔物図鑑(江口之勝著)」は、キリスト教視点でのみ著述しており、その独善ぶりは、見ていて哀れむほど。知識のひけらかしも鼻につくし、ひけらかしている内容も実は大したこと無い。考察もとことん底が浅い。まぁ、ソロモンの72魔を知りたい人には丁度良い。あと、図説は素材として役に立ちます。内容はイマイチ。

実例:アスタロトの項目で、「乳房が10もあり、太ったおばさん体型で美女とは言えない。FFもメガテンも表面解釈のみ。」となっているのですが、アルテミスの像も乳房多数ですし、数多い乳房は多産の象徴。太った女性も、ミスユニバースの価値基準に世界が毒されるまで、太っている方が美人という風習の文化の方が多い。それは太れる=食料が豊富。そして、安定しており平和という事すら、認知してない独善ぶりです。また、メガテンに関しては、アスタロトには並々ならぬこだわり(真2で、アスタロトがアシュターとイシュタルに分離するイベントなど)があり、表層しか理解していないのはどっちだ。と言いたくなる。


自分の知識が絶対だと盲信し、増長と欺瞞に満ちた姿は、是非とも他山の石として心にとめたい本ではある。逆に言うと、この本に文句が言えるようになったら、いっぱしの悪魔学の知識がついたと言えるのかも知れない。

あと、セガサターン用ソフトの悪魔全集の二つも、役に立つのですが、使い勝手が悪いので…本にしてくれ…

book Esotericaシリーズ(学研) :〜の本。と言うシリーズです。

密教の本とか、神道の本とか。めずらしく、至極客観性を持って書かれているので、各宗教の概要と、その入り口までを分かりやすく、抵抗無く導いてくれる良書です。ユダヤ教の本は、ユダヤに寄っているけど。下手な個人の学術書を買うくらいならば、こっちを買った方が数十倍は役に立ちますし、お得です。伝説は伝説として、著述してありますので。
ただし、回が進むにつれて、怪しげなフリーライターや小説家の執筆が多くなり、内容が薄く軽くなっている。正直、30番台になるとお勧めできない

truth in fantasyシリーズ(新紀元社)

著者によって当たりはずれが、大きく左右されるシリーズです。比較的安定して読めるのは、怪兵隊か、建部さん、FEARが絡んでいる本でしょう (特に佐藤俊之氏)。その他の著者でも、事典としては役に立たないが、カタログ程度に眺めるならば役に立ちます (堕天使本は捨てましたが。子供向け何でも百科レベルで入門者や初心者なら満足できるかと。でもコレで知識を付けたら、後で困ると思うなぁ、まだメガテン本のが良いと思う)。なお、このシリーズの騎士の本は、歴史上の騎士の姿を伝えてくれます。ファンタジックな 和製騎士に対する、幻想を振り払いたい人にお勧め。


たぶんコレだったと。平民(つまり戦士)から、騎士となる場合は、旗持ち(バナー持ち)としてであり、正騎士ではなく、一つ下に設定されていた。とか。
あって、なるほど。と思ったモノです。基本、貴族しかなれないハズですから、騎士(というか、騎士は階級であり、職種ではない。現代のイギリスでも、一代限りの貴族位としてナイトの叙勲を行っている。日本だと、国民栄誉賞なんかねぇ?)。

和製ファンタジーだと、未だに城に務めていれば、誰でも騎士な感じですけど(つか、騎士学校ってなんだよっていうw)。まぁ、海外では、未だに侍と忍者が誤解されているようなモノですけどね。
柔らかく読みたいなら、異次元騎士カズマシリーズ黄金拍車(王領時静)がお勧め。断じて、藤本ひとみではない

War in Wonder Land

MSサーガ1〜9(メディアワークス) :ホントは10巻まであるのですが、買いそびれ。へりくつ探検隊乙は、お世話になっています。

 


Dee-eXplorer

アウトライダー :休刊になりました。残念。つーか、へなちょこ探検隊の復活の回買ってネェのよ。
気がつけば、風が吹いている :へなちょこ探検隊の隊長さんの著作。

 


Aqua of Lethe

これは、そのまま見たり、読んだりした本


Sa-Naquba-Imuru

実は、Out of Orderに準拠。

  謎の出雲帝国(吉田大洋/) :これは日本古代史を学ぶ人は絶対に読んでおいて欲しい本ですね。古代史の大家と言われている吉田敦彦よりも、数段優れています。出だしが、嘘臭いので、第一章(序章)をこらえれば、後はあっという間に引き込まれます。

 


基本的に神話やオカルト、歴史物に偏ってはいますが、幅広く吸収するのが、多角的な視点を得るコツでしょうか。科学系の本も、読みます。マックスウェルの悪魔とか、タイムワープとか、未だによく理解できないですが読み返します。結構、歴史書では比較すれば、自明なのにナゼできないかな?。と言うのが良くありますので。義務教育で全科目を網羅させるのは、実は深い意味があるのです。学校離れてから気がつくのですけどね。一芸専従でも、器用貧乏でもダメなんですわ。



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