意外かもしれないが、カーポートは建築物である。家と同じように建築物として扱われる。ご存知のように、建築基準法などで道路から何メートルかは(その土地の条件による)建築物が建てられないことが多い。
しかし、カーポートは大抵、道路からとても近いところに建てたい。それを申請前に建ててしまうと、申請が通らないという事態に陥る。それで、カーポートuなどは申請後の二次工事となるのだ。苦肉の策なのである。
お役所の方も、事情はよくわかっているのだろう。カーポートの柱を建てるための穴が駐車場のコンクリート打ちの土間にあいていれば、ここにカーポートを建てるつもりだろうと充分わかるだろうが、建っていない以上、黙認してくれるものらしい。
法律の融通のきかないところは皆で事情を汲んで、なんとか通してしまおうということなのだ。