巨大、羽毛恐竜、ギガントラプトル
恐竜から鳥に進化する過程に位置すると思われている、体に羽毛の生えた恐竜、オヴィラプトル類の仲間の恐竜です。羽毛恐竜は、あまり体が大きくないものが多いのですが、このギガントラプトルは全長8m、体重1.4tに達したと考えられているそうです。同種の他のオヴィラプトル類が数kg程度のものが大半であったそうですから、ギガントラプトルは並はずれて大きかったようです。
発見されたのは内モンゴル自治区の後期白亜紀の地層からで、2005年に発見されたばかりですので、その食性や巨大化の謎などが研究が進むにつれて明らかになっていくでしょう。
プロトケラトプス
ゴビ砂漠にて最も多く化石が産出する恐竜。角はないですがトリケラトプスなどの仲間で角竜類に分類されます。白亜紀後期の恐竜としては、角竜類の原始的な特徴を多く残している種類だそうです。あまり大きくなく、全長2〜3m程度。縦に平たい大きい尾は、仲間同士のコミュニケーションに用いられたとも、水中を進む際に活用したとも言われている。
シンラプトル 後期ジュラ紀に、今の新疆ウイグル自治区の辺りに生息していた、全長8m程の大きな肉食恐竜。その地域の生態系では、おそらく最上位に属していたのではないかと推測されるそうです。
ニッポノサウルス
1934年、当時は日本領であった樺太で化石が発見された恐竜。この標本は全長4,1m程だが、成長途中と思われ生体はもう少し大きいとか。