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梅干の作り方2011年(平成23年) 2011年の梅干作りの様子を紹介しています。 梅干しの作り方2009年(平成21年) 梅干しの作り方2015年(平成27年) 梅干しの作り方2020年(令和2年)(最終版) 紅しょうがの作り方 |
アマゾンの商品 実際に使用している物と違うことがあります。 |
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トンボ ザル 浅型 幅35.5×奥行48×高さ8.5cm ブルー アシスト 新輝合成 浅1型 味の素 瀬戸のほんじお 1kg 新輝合成 トンボ 漬物袋 1斗用 2枚入 15・20型用 透明 口幅50×深さ60cm×厚さ0.06mm 日本製 【梅酒作りにおすすめ】 宝 果実酒の季節 / ホワイトリカー [ 焼酎 35度 1800ml ] トンボ 漬物容器 漬物樽 15L 日本製 押し蓋フタ付き クリーム 新輝合成 15型 新輝合成 トンボ 漬物石 重石 2.5kg グレー 外径15.5×高さ8.5cm 2.5型 日本製 東洋佐々木ガラス 梅酒用ビン 果実酒瓶 8000ml 果実酒や漬物容器としても対応 保存瓶 保存容器 梅瓶 梅 梅干し 日本製 しおり付き 10号 I-71808-R-A-JAN |
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6月25日 南高梅(なんこううめ)を和歌山市のスーパー、ヒダカヤで買う。 1キロ250円を6キロ(正確には5.57Kgだった)。計1,500円 なるべく傷のないもを選ぼう。 今年は梅の値段が高めだと聞いていたが、安く手に入ってよかった。大きさはやや小ぶりだ。 1キロずつビニール袋に入っているので、すぐにビニール袋から出し、プラスティック製のざるに入れる。 最初はこのように青いことが多いので、黄色く熟すまで置いておく。 今年は塩15%で作る。 前年の梅干が残っていることもあり、今年の梅干し作りはこれだけだ。 |
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6月28日 この日の早朝、梅が黄熟しているのを確認し、漬物用のカメに入れ水で満たす。最初はプラスティックの漬物樽を使う予定だったが、穴が開いていて水漏れしたために断念。華奢なつくりなのでたぶんよくあることなのだろう。 水に半日入れるのは、あくをとるためらしい。 この時梅の重さを正確に測ると5.57Kgだった。 梅のへたにすでにカビが生えているのを発見。後でへたはとるので、そのままいれたが、大丈夫だろうか。 夕方から漬けはじめる。必要なものはいつものように ■瀬戸のほんじお 1.2キログラム 今回は梅に対して15%の塩で漬けるので、使用するのは835グラムになる。 ■つけもの袋 アロン化成 10リットル・15リットル用 2枚入 ■ホワイトリカー 35度 1.8リットル ホワイトリカーは、カビの発生を防ぐための消毒用。今後梅干作りで一番注意することは、カビの発生を防ぐことになる。 ■プラスティックの漬物樽15リットル ■漬物石2.5Kg 2個 ふきんで梅の水分を取りながら、爪楊枝でヘタを取る。 ヘタを取った後の水分も取っておく。 一つのボウルにホワイトリカーを入れて、梅を適量ずつ浸し、別のボウルに移して塩をまぶす。最初はこのようにしていたが、すぐに塩をまぶす作業は面倒なので省略した。 塩は835グラムの内の一部を使用する。 漬物袋の内側を軽くホワイトリカーで洗い、二重にして漬物樽の中に入れる。 梅を入れ、その上に少し塩をかける。これを数回繰り返す。 最後に残った塩を全て上にかける。あまり残らないが。 ホワイトリカーで洗った漬物樽付属の落しぶたを入れ、やはりホワイトリカーで洗った表面がプラスティックの漬物石2.5キログラムを2個のせる。漬物石は並べられずに重なってしまう。 全体を新しいごみ袋に入れ置いておく。 赤しそを入れるのは7月10日の予定。 |
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7月2日 白梅酢が出ている。 漬物石を2.5Kg1つに減らす。この辺は割と適当で、漬物石は全く使わないという人もいるくらいだが、必要かどうかわからないが、一応乗せておく。 このまま7月10日まで、保存する。 時々カビが生えていないか確認するが、ここでカビが出ることはまずない。赤しそを入れた後にカビが生えることが多い。 7月10日に赤しそを入れる予定だったが、赤しそが入手できなかったので、延期する。 |
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7月14日 ようやく赤しそが手に入った。 赤しそ漬け開始。 1店では足りなかったので、和歌山県紀の川市貴志川町の「産直市場よってって」で180円1束と148円の小さい束を2束買い、さらに、スーパー「オークワ貴志川店」で120円1束を買った。 合計596円 本当はこれでは少ないのだが、今年はこれだけで漬けることにする。色が薄くなるかもしれない。 赤しそを選別する。表が緑色のものは、発色が悪く硬いので避ける。小さいものはとろけてしまうので避ける。葉の部分のみをちぎる。 重さを計ると 175g 本当は300gは欲しいところ。 プラスティックのざるに入れて水でじゃぶじゃぶ洗う。 梅干し作り用に用意した洗濯ネットをホワイトリカーに漬けて消毒し、その中に赤しそを入れ、振り回して水を切る。実はこれは初めての試み。やる時は周囲に注意してね。 ざるに入れて数時間自然乾燥する。 ここで梅を確認してみるとなんとカビが生えていた・・・・・。 白く膜のように浮いているのがカビ。 この時点でカビが生えたのは初めてだ。 塩分を少なくしたのが原因と思われる。 しかたないので、カビをできるだけお玉で取り除き、上からホワイトリカーを少しふりかけてカビを退治した。 さて、気を取り直し赤しそ漬けをしよう。 赤しその20%、35gのあら塩を準備する。 赤しそを、ホワイトリカーで内部を洗った新しいゴミ袋にいれ、準備したあら塩の半分と少量のホワイトリカーを入れ、口を押さえてよく振る。あら塩がよく赤しそになじむようにゴミ袋の上から揉む。 赤しそをボウルに移し、揉んで黒っぽいアクを出す。揉む時は赤しそを上からボウルに押さえつける感じだ。 赤しそを少量ずつしぼり、アクを捨てる。これはおにぎりを作る感じで思い切り強くしぼろう。これをすることにより、きれいな赤い色が得られる。 ボウルの中で赤しそをほぐし、残りのあら塩を入れよく揉み前回同様にしぼってアクを捨てる。 漬けている梅の上の白梅酢を、梅がぎりぎりかぶるくらいまで取って、100ccだけ取っておく。 赤しそをボウルの中でほぐし、さきほどの100ccの白梅酢を上からかけ、赤しそを軽く揉む。きれいな赤色が出てくる。 実はこの瞬間が、梅干し作りをしていて一番感動する時だ。アクのどす黒い色とは全く違ったきれいで鮮やかな赤になる。これを最初にやった人はすごいと思う。赤しそを入れない梅干しもあるが、少なくても赤しそを入れたほうがいいと思う。「梅」+「赤しそ」こそが梅干しと思っている。 次に、赤しそを梅の上に均等にかぶせ、ボウルの中に残った梅酢を上にかける。 本当は隙間なくかぶせたいところだが、今回は赤しそが少ないので、隙間だらけ。 再び、落としぶたと重石を乗せ、7月下旬の土用干しまで保管する。 この後は、カビが出やすくなるので、数日おきにチェックする。 もしカビが生えたら、上記の要領で退治しよう。 |
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7月17日 恐れていたようにカビが生えていた。 赤しそを入れたので白梅酢が赤梅酢になっているが、表面に白い膜のようなものができている。これがカビだ。 本来赤梅酢は透き通ったきれいなものだ。このように幕が張っていたり、白く濁って見えたらそれはカビなのだ。 この場合も根気よくお玉でカビをすくい取り、上からホワイトリカーをかける。 赤梅酢が透き通ったらOK。 この後は少なくとも2日に一回はカビがないか確認する。 3日干しは天気の具合を見ながら、30日ごろの予定。 |
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7月30日 いよいよ最後の工程、3日干しをスタート。これは梅干の保存性を高めるために、日光消毒するということ。つまりカビ対策だ。 7月17日後はカビが生えることはなかった。 作業の前にホワイトリカーで手を洗う。 梅をざるに並べ、しそも絞ってざるに並べる。樽に残った赤梅酢もラップをかけて日光に当てる。ラップは2枚を使い、真中を少し開けておく。 梅同士やしそがあまり付かないほうが良いのだが、ざるが小さいので、仕方がない。昼過ぎに梅を裏返したほうが良いのだが、会社勤めのためにできない。 1日目は夕方に梅としそを赤梅酢に戻し、家の中に置く。これが梅をやわらかく作るポイントだ。 |
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7月31日、8月1日、2日 3日干しの2日目。 ふたたびざるに並べる。 昼には梅を裏返した。 1日目は夕方に取り込んだが、2日目、3日目は夜もそのまま外に置いておく。 3日目の夜も外に置いておき次の日の明け方に取り込む。 5リットルの貯蔵ビンに梅を入れ、上にしそをかぶせる。最後に赤梅酢を入れる。 6Kgの梅には、5リットルの貯蔵ビンがぴったりだ。 赤梅酢をホワイトリカーで洗ったペットボトルに入れておけば、紅しょうがを作るのに使える。 これで完成。今年の梅干は、予想通り赤色が薄くなってしまったが、皮が柔らかくできた。 |