百姓でもある “はたけ”おじさんは、 前から自然のエネルギーに興味を持っており、米や野菜が太陽の恵みを受けて育つように、太陽のエネルギーで電気を作ることが出来ればいいなと思っていました。 人工衛星なんかで使用されている太陽電池パネルが自宅につけられれば、電気も自給自足が出来て、食料からエネルギーのすべてが自給自足という原始的かつ現代的という夢のような生活が出来るのではないかと考えていました。 調べてみると、秋田県ではまだ馴染みのないものの、太陽光発電は南の都道府県ではだいぶ浸透し始めおり、地球温暖化防止の為のCO2削減の為に新エネルギーを普及させるという国の政策もあり、なんと太陽光発電システムを設置するための補助金ももらえるというのです。又、発電により使用した電気のあまった分は電力会社に自動的に売られ、その分を自分の通帳に振り込んでくれるというありがたいおまけまでありました。 世界中で地球温暖化防止や環境破壊に歯止めをかける運動が行われているこの時期に、クリーンエネルギーの太陽光発電はまさに時代の要求にうってつけなのです。 “はたけ”おじさんは、 早速メーカーに行って太陽光発電を勉強して来ました。そしてついに自宅にも設置したのです。 冬場の曇りや雪の日は発電しないのかと思っていたら、周りが雪の反射で明るくなるためか、雪の降る前より発電しています。太陽電池(モジュール)は、熱ではなく光で発電することと、気温が低くなるほど発電効率が良くなるためとということですが、それが実証されているようです。 下がその写真(雪のある平成16年2月に撮影)
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