知っておきたい婦人科の知識
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淋病
世界的に見るとクラミジアについで多いとされる性病は淋病です。
淋菌は、子宮頚管(子宮の入り口)に感染し、3~9日後に黄色い膿のようなおりものが増加しますが、自覚症状が少なく気づかない例も多いとされています。男性が感染すると、排尿痛や尿道口から膿が出るなど、女性よりも症状が強いのが特徴です。
性行動の変化により、日本では男性への感染の50%は女性の咽喉(のど)からと考えられています。
淋病に感染している時はクラミジアにも感染している事も多いので、注意が必要です。
そのままにしておくと卵管炎や骨盤腹膜炎を起こし、不妊や子宮外妊娠の原因になったりします。
治療は淋病に効果のある抗生物質を注射します。
パートナーと一緒に治療する事が大事です。