かしこく過ごすマタニティーライフ
- ○妊婦さんの体重はなぜ増える?
- ○妊婦の理想の体重増加量は?
- ○太り過ぎはなぜいけないの?
- ○妊娠中の腹帯について
- ○妊娠中の安定期とは
- ○妊娠中のお酒について
- ○妊娠高血圧症候群について
- ○妊娠と喫煙について
- ○妊娠と貧血について
- ○妊娠中のむくみについて
- ○妊娠中の胎動について
○妊娠中のむくみについて
妊娠中は体内に水分がたまりやすく約30%の人にむくみが生じるといわれています。
特に水分は下半身にたまりがちなので、長時間立ち仕事をした後や、椅子などに長時間座った後は、靴がはけなくなるほど脚のむくみが強くなる事があります。
しかし、血圧や尿蛋白が正常で、次の朝にはむくみが取れているような場合は単純な妊娠性の浮腫(むくみ)であり、心配ないと考えられます。
最近、高血圧、尿蛋白、浮腫の3大症状が特徴とされた妊娠中毒症は、妊娠高血圧症候群と呼び名が変わりました。
浮腫も診断基準からはずれましたが、高血圧や尿蛋白と違って、むくみは妊婦さん自身がわかる症状ですので、大事な症状であることに変わりありません。
妊娠中は塩分を控えた食事にしましょう。
1週間に500g以上体重が増加し、むくみもある場合は異常と考え、早めに受診しましょう。