まず最初に行ったのは巨大な金色のたまねぎ型が特徴的なサルタン・モスク。地下鉄だとBugis駅が一番近いようです。この寺院は入り口は入ることはできますが、中までは入ることはできません。宗教的に神聖な場所なので当然といえば当然ですが、観光で訪れた身としては見所が概観だけなので10分もあれば…って感じですね。そういう意味ではツアーの市内観光に組み込まれていればすぐにバスで移動になるので良いかもしれませんね。
続いては場所的にはそんなに離れていないスリ・クリシュナン寺院とクワン・イン寺院。サルタン・モスクはイスラムのお寺ですが、スリ・クリシュナン寺院はヒンズー教の寺院です。そしてクワン・イン寺院は千手観音を祭った仏教のお寺。シンガポールは中華系・マレー系・インド系と、様々な人種が混ざった国家ですから、いろんな宗教の寺院が各地にあるわけです。
その中でもこのヒンズーと仏教の寺院は並んで建っています。スリ・クリシュナン寺院は中には入れませんが、概観だけでかなり楽しめます。非常に華やかな色使いが特徴的な寺院でした。入り口で線香に火をつけるところがあり、ここでは無料で香をあげることができます。宗教的なことはわからないけれど旅行の思い出のひとつには良いかもしれません。
クワン・イン寺院は中まで入ることができ、中には金ぴかの千手観音像が祭られています。写真を撮ることはできませんが、中でおみくじを引くことができます。日本のおみくじと違い、易者が引くような棒が入った入れ物を激しく振って、一番最初にこぼれた棒に書いてある番号がおみくじの結果になる仕組みです。凶が出たら出口にある火で燃してしまいます。吉が出たら良いことがあるまでそれを持ち歩くそうです。