3つの寺院を見た後はチャイナ・タウンの市場へ。半地下の市場は生臭い匂いが充満する中、蛙やらすっぽんやらを大量に売っています。臭いでだめない人も多いのではないでしょうか…。臭いにやられてすぐに外に出て街並みを写真に収めていました。シンガポールの中心街はビジネス街で近代的なビルが建ち並んでいます。様々な形の建造物が街中に混在していて町を見ているだけでも面白いです。
この後は様々なお土産店（宝石店・毛皮・グッチやらフェンディのパチもの屋）をたらいまわしにされてからこの旅行のメインイベント(?)のマーライオン公園へと向かいました。
マーライオン公園のあるマリーナ・ベイへと通ずる、シンガポール市内を流れるシンガポール川沿いには観光客用の小さな船着場がいくつかあります。その中のひとつをツアーでは利用しました。船に乗りながら左右の景色を眺めると、綺麗なホテルやおしゃれなカフェ、ちょっと汚い住宅街などが混在していて面白いです。
川を下ること約５分。左手に蜂の巣型をしたエスプラネード・シアター・オン・ザ・ベイを見ながらいよいよマーライオン公園へと船は進んでいきます。
マリーナ・ベイに入って右手にマーライオンの雄姿見えてきます。とはいえ世界がっかり名所として名高いマーライオン。その期待を裏切らないただの噴水っぷりを発揮してくれます。ちょっと大き目の魚ライオンの口から水がじょぼじょぼ…。正面から見るとなかなかに気持ちが悪いです。これだけを目当てにシンガポールまで旅行したらそりゃ、がっかりもしますわな…。とはいえシンガポールにわざわざ出かけてきてこれを見ないというのもないので一度は見ておくべきですかね。
船着場まで戻ってこの後さらに数件のみやげ物やめぐり…。いい加減飽きたな…と言ってもツアーが安いことを自分に言い聞かせて我慢我慢…。遅い昼食を食べて（まずかった）、免税店までバスで案内されてここでようやく解散となりました。この時点で午後2時半。半分以上は無駄な時間でしたが、主要な観光スポットを巡ることが出来たのでまぁいいかな、といった感じでした。自分の足でここまで効率よくは回れないですからね。
免税店は地下鉄Orchard駅の近くにあります。このあたりは買い物をするのには便利で、伊勢丹と高島屋があります。ほとんど日本ですね。地下鉄は日本のSuicaに近い接触型のカードを券売機で購入して改札を通ります。カード自体がSGD 1.00で、使用し終わった券を再度券売機に入れればSGD 1.00戻ってきます。OrchardからFarrer ParkへはDhoby Ghaut駅で乗り換えてすぐ、時間にして20分くらいでしたかね。駅は非常に綺麗で日本の地下鉄よりも綺麗です。日本と違うのはエスカレーターの速度です。非常に早いので気を入れて乗らないと転びます。注意しましょう。Farrer ParkからNew Park Hotelまでは歩いて3分くらいなので移動には地下鉄が一番重宝しましたね。部屋に戻って買ってきた中華ちまきなんかを食べて支度を整えていよいよナイトサファリへと出発です。
