2019年秋のおはなし 「宇宙会議」
地球タイム 399X年。
環境汚染は地球だけではなく、生物が住んでいるあらゆる星が問題を抱えていた。
二酸化炭素の排出量はどこの星も、年々増えていて環境悪化の一途。
各、星々の人々は、新たな新開地を目指し、住む環境に適応した星を探し求めていた。
そんな中、地球の宇宙パイロットが、地球そっくりの星を見つけた。
大きさと言い、気温と言い申し分ない。
この星の大陸は地球よりも広くて、海との割合は5対5.。
計算をした結果、この星に移住できるのは2つの星。
誰もがここへ行きたいと願っている。
公平に今日は、各星の代表が集まり抽選会が開かれた。
14個ある星のうち、2個だけが移住ができる。確率は7分の1。
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抽選の結果、残念ながら地球は外れてしまった。
次の星が見つかるのは、いつになるかわからない。
「地球ニュースの時間です。9月30日、宇宙会議で新天地となる星への移住権を得るための抽選会が開かれました。
残念ながら、地球は外れてしまい移住権利を獲得することができませんでした。
権利を獲得した星は・・・・・・・・・」
世界ニュースが各星々で流れた。
私達地球人は、この地球にまだまだ留まらなければならない。
太陽も地球も寿命は、後、45億年。
私達は、環境問題と真剣に向き合わなければならない!
おしまい
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──おはなし──
ここでは未発表の作品を紹介しています。
小さな小さなお話です。