Explorer Spirit フォト&エッセイ目次 日本の名峰 槍ヶ岳 植物 スクールフォト&エッセイ
木本哲のホームページ“Explorer Spirit”へようこそ / Welcome to Kimoto Satoshi's website “Explorer Spirit”
“Explorer Spirit” Kimoto Satoshi Alpine Climbing School
木本哲アルパインクライミングスクール|無雪期|積雪期|企画ガイド|個人ガイド|海外プラン|机上講習
募集案内と参加お申し込み注意事項 ガイド山行のお問い合わせとお申し込み メール contact
トップページ top page 目次 content ワールドマップ world map ウェブサイトご利用上の注意 cautions on use
ガイドプラン 木本哲 プロフィール profile アルパインクライマーが描く夢 巻頭エッセイ 読み物 readings リンク links
日本の名峰 槍ヶ岳
一ヶ月も前から計画している梅雨時の登山はまさに水物の天気に左右される。だが、偵察時といい、本番時といい、うまい具合に好天をつかむことができた。偵察時は雨の予報だけど晴れるような気もする――。天気図からそう判断したが、行こうということになった。幸いに天気はいい方に転んだ。槍沢から槍ヶ岳に立ち、蒲田川を下って新穂高温泉に抜けた。梅雨時の天気は刻々と動くからつかみにくいが、うまい具合に好天のくじを引き当てるとうれしくなる。雷や雨はごめんだヶ、どうせ当たるなら宝くじが当たってほしいものだ。
フォト&エッセイ目次へ本番時はどうも雨があがりそうにないから今日は停滞にしようと言ったのが、大当たり。予想通り午後までひとしきり降ったあと一休みしてまた降ったが、翌日には何とか収まりそうな方向に向かった。雨でも行こうという考え方もあったのだが、雲の動きを読むとどうにも怪しいので止めた。そう判断した手前、雨が止んでくれることを祈った。幸いなことに、すっきりという好天ではなかったが、午後から宵にかけて見る見る天気がよくなり、槍ヶ岳山頂から360度のパノラマ映像も撮ることができた。翌日は天気がよさそうと言っていたが、再び雨模様の天気になったからよほどの幸運であった。山の天気は自らつかむものでもある。
Explorer Spirit 木本哲
Copyright ©2005