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主要登山暦[海外 Overseas] ≪参考文献 *自筆 **他筆 ***第三者原稿≫
チャンタンの外国人未開放地区に入り、西チベットの未踏峰パチュムハム6529mに初登頂する。ナイフエッジの岩稜が意外に悪かったが、幸い鋭い稜線上の雪は消えかかってい、事なきを得た。写真=橋尾歌子
1980年 モンブラン山群登攀
Alpine Climbing at Mont Blanc Range
ブレチエール西壁ブラウンルートのブラウンクラックの登攀。ノアール西壁ラッチ=ビタリ直登ルートの登攀とマリア像が建つノアール針峰山頂からのノーマルルートの長駆の下降。モンブラン・デュ・タキュル東壁のジェルパズッティ・ピラーの登攀。ジャヌーをアルパインスタイルで登ったラブ・キャリントンとの邂逅。これらが印象深い。彼との出会いは今後の登攀を考えるうえでよい示唆を与えてくれた。そのラブ・キャリントンは僕より年上だからもういい年のはずだが、今でも5.12を登るという。登攀能力の向上、それこそがアルパインスタイル登山の基本である。
ヨーロッパアルプスはアルパインスタイルを学ぶにはもってこいの場所だろう。何せ交通の便、宿泊施設の便がいいうえ、 標高差600メートルから1000メートルクラスの岩壁、氷雪壁、ミックス壁のロングルートがごろごろある。ここにいるともちろん日本の壁が小さく見える。日本の壁の 標高差が醸し出す風景が身に染み込んでいるだけに、アルプスの広大な景色のなかに浮かぶ岩壁の的確な標高差を把握する感覚をつかむのに時間がかかった。山塊の一つ一つ、壁の一つ一つがでかいから日本の経験を通して考えている自分自身の脳が実際のスケールとは違ったスケールで捉えてしまうの である。アルプスの山域に慣れるまでのこうした錯覚からも壁の大きさを理解することができるだろう。アルプスが備えている1000メートルの 標高差を持つ壁を登って2000メートルの標高差を持つ岩稜を下るというシチュエーションもまたすごいと思った。日本の岩場では下山にたいがい一般登山道を使うことができるから、日本にいてはとうてい経験できないものである。日本国内の岩場である程度登攀経験を積んだらアルプスやヨセミテ、アラスカ、カナダなどで大きな岩壁登攀や氷壁登攀、ミックス壁登攀を経験するといい。その際は、まずは200〜300メートルクラスの小さな壁から登るといい。アルプスのミディ南壁やタキュルのピラミッド、レム針峰などの登攀ルートは、日本の岩場の登攀距離とそんなに変わりはない。それに登攀ルートがいくらでもあるからいくらでもオンサイトの登攀が楽しめる。いくらか慣れたらそのあとで500メートル、1000メートルクラスの標高差を持つ少し長いルートを登りに行けばいい。木本哲プロフィール(「白夜の大岩壁・オルカ初登頂」のページから)……公開を取りやめています
僕のビッグ・ウォール・クライミング小史……公開を取りやめています。「目次」を参照してください
しぶとい山ヤになるために=山岳雑誌「岳人」に好評連載中……登山開始から山学同志会在籍一年目までの山行で学んだこと感じたこと
自己紹介(木本哲登山および登攀歴)……山学同志会在籍一年目に培った技術を基礎として実行した初登攀〜第3登を中心にまとめた
Satoshi Kimoto's World(木本哲の登攀と登山の世界)……山学同志会在籍二年目から海外のさまざまな山や岩壁を登りに出かけた
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