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22.サルギ尾根 (五日市線武蔵五日市駅)★
養沢川と大岳沢の分岐にある養沢神社に端を発し、高岩山を経て大岳山に到るルートだが、この尾根はかつては大岳山の登拝路だったらしい。今は訪れる人もまれな尾根で寂れているが、昔は賑やかだったのかもしれない。白倉から登る登山道が大岳神社に到る表参道なら、こちらは裏参道ともいうべき登山道である。実際、修験の山という視点で捉えれば、この尾根以上にふさわしい大岳山の登拝路はないだろう。白倉尾根よりはるかに険しく、大岳山が幽玄な山に見える登山ルートである。標高が低い山だけに秋から春にかけて登るのがいいが、雪が付いたときは高岩山の上り下りに注意が必要だ。養沢神社境内右手の踏み跡をたどり、植林帯に入る。竹やぶのかすかな踏み跡から植林の中の急登を終えると緩やかなピークに出て、尾根道になる。道は明瞭で、この先は夏緑樹の中の道となるから、葉が落ちれば見通しがよくなる。高岩山の手前にもう一つ急登があるが、これを越えるとやがて920メートルの高岩山につく。
尾根から少し先に屋根がついた展望台が見えるが、高岩山から見るとずいぶん遠く感じる。しかし、実際に登ってみるとそこまでさほど遠くはない。ピークを越えて若干岩交じりの尾根をコルに下り、登り返して尾根に上がり、右に折れると、やがて遠く感じた上高岩山の展望台に出る。その先は今までとは違い、もっと明瞭な道がついているのでもう間違うことはない。ロックガーデン分岐を経て、芥場峠に出ると、御岳山と大岳山を結ぶ登山道に合流する。合流点から左に向かえば、大岳山荘、大岳神社奥宮を経て、大岳山に到る。天気がよければ富士山の眺めがよい。芥場峠を右に折れれば御岳神社を経てケーブルカーの御嶽山駅に着く。
大岳山から鋸岳を経由して奥多摩駅に下るのもいいし、大岳山登頂後戻って鍋割山から北尾根を下り鳩ノ巣駅を目指すのもいい。もっと戻って日ノ出山から北陵を下り、御岳駅へ抜けるのもいい。これらは皆山を下ったのち駅まで近い。あるいは、上高岩山の展望台すぐ先の小ピークの分岐からロックガーデン、七代ノ滝へと下って長尾平から日ノ出山へ抜け、日ノ出山北陵を下るか、長尾平から天狗の腰掛杉へ戻り鍋割山に登り、鍋割山北尾根から城山北尾根を下るのもいい。どのように下っても青梅線側に下れば駅は近い。大岳山から馬頭刈尾根に入り適当なところを下りてもいいが、最後はバスになる。十里木に下れば文句はない。 背音の湯に浸かって帰ることができる。
二万五千分の一地形図情報 サルギ尾根:武蔵御岳南西
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