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5.大岳山(1267m)を巡るルート

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概要
大岳山は、その昔、鍋冠山と呼ばれ、江戸の海を行き交う船が目標にしていたほどの山で、この山の形はどこから見ても同じ形に見える。だから一度大岳山の姿かたちを目に焼き付けてしまえば、遠くから見てもすぐにそれとわかる。山に興味がある方なら中央線の車窓からその容姿を見て取るのは容易だろうし、富士山など東京近郊の雄大な景色を楽しむことができる山岳からもその存在を簡単に認めることができるだろう。大岳山は多摩川と秋川に挟まれた地域にあり、青梅線の日向和田駅から奥多摩駅までの間のほとんどすべての駅がフルに利用できる山だ。秋川側から入山する場合は金比羅尾根以外は皆バスを利用することになるから秋川側から入山する場合は青梅線側を下山路とすれば帰りは直接駅に向かうことができる。

大岳山山頂直下には露岩帯があり、先年発生した小学生の転落事故がきっかけとなって登山道に手が加えられ、露岩帯は以前よりいっそう歩きやすくなってはいるものの、谷側は切れ落ちているので、大岳山の露岩帯の通過には今なお注意が必要である。特に雨後や降雪後などは滑りやすいので注意が必要だ。そんな大岳山だが、御前山、三頭山とともに奥多摩三山と呼ばれ、首都圏の登山者に親しまれている。どの山も山頂付近が公園化され、成り立ちも似ている。

大岳山は、山頂から三方に尾根が延びている。北に向かう尾根上には修験の山、御岳講の山として名高い武蔵御嶽神社を抱える御岳山(929m)がある。この御岳山に通じるケーブカーを利用すれば、大岳山登頂自体が軽いハイキング程度の山となる。御岳山から尾根は東へと延び、日ノ出山(902.0m)経て北東に進めば、青梅方面に向かう。日ノ出山から南東に進めば、金比羅尾根として武蔵五日市駅方面へ向かうことになる。途中から三ツ沢へ下れば日の出町の温泉つるつる温泉に入ることができる。青梅線側に下りた場合は奥多摩駅そばのもえぎの湯や青梅線で河辺駅まで出れば河辺駅前の河辺温泉梅の湯に入ることができる。秋川側に下りた場合は十里木の瀬音の湯が使える。いずれにしても山と温泉が楽しめる山である。

大岳山の山頂直下には大嶽神社奥宮が置かれているが、本宮(里宮)は北秋川沿いの白倉にある。この白倉への分岐へ向かう尾根は南東に延び、馬頭刈山や光明山を経て養沢川に落ちる。この尾根を馬頭刈尾根といい、尾根の途中にいくつもの分岐があって、それらをたどれば秋川沿いや養沢川沿いの集落に下ることができる。養沢川側より秋川沿いの集落に下った方がバスの便数が多い。十里木に出れば背音の湯がある。

西に向かう尾根は鋸岳を経て御前山へと続く。さらに月夜見山を経て三頭山へと続いている。笹尾根をたどれば東京都の外周を歩むことになる。奥多摩三山を縦走するのはかなり距離があるが、日が長い時期に日帰りで挑むか、1泊2日で挑めば充実する。山上で泊まるなら三頭山や御前山の避難小屋が利用できる。

ここでは、奥多摩の入り口に聳える山、大岳山を巡るさまざまな登山ルートを紹介するが、低山と侮ると大変なことになる。大岳山は山頂直下に祠があるくらいの山だから大岳山周辺には危険を伴う登山ルートもあるのだ。初心者は危険なルートには近づかない方がいいし、もし危険を伴うコースに行きたい場合は、初めてのときは必ず登りで使うようにして欲しい。もちろん途中で無理だと判断したら引き返すのが望ましい。ずるずる行くのは遭難事故の原因となる。特に下りは登りと違ってルートファインディングや歩行技術そのものが難しくなるので、そのルートを一度登ってみたうえで下れるかどうか検討するのが鉄則だ。危険なコースに出かけるときはそのくらいの慎重さが欲しい。

 

参考資料
二万五千分の一地形図(奥多摩湖、武蔵御岳、猪丸、五日市)、奥多摩(宮内敏雄著)、奥多摩の山と沢(奥多摩山岳会)、ほか

交通
JR青梅線の青梅駅より先の各駅やJR五日市線の武蔵五日市駅が起点となる。JR青梅線を選択した場合は下車駅から徒歩で登山口に向かうことができる。JR五日市線の場合は駅から徒歩で行ける範囲は限られており、通常はそれぞれの登山口までバスかタクシーを利用することになる。

武蔵御嶽神社
創建は第10代崇神天皇7年(紀元前90年)と言われる。まさに「日本書紀」の世界、記紀・神話の世界である。第12代景行天皇の御代、日本武尊が東征のおり、戦勝を祈願して勧請したというし、武蔵の国号は山頂に武具を蔵したことから起こったという。聖武天皇の御代には、行基が東国鎮護を祈願して蔵王権現像を安置したという。山岳信仰の興隆とともに鎌倉幕府の有力武将の信仰を集め、御嶽権現(みたけごんげん)の名で厄除・延命・長寿・子孫繁栄を願う多くの人達の参拝によって栄えた。江戸時代には御嶽講として御嶽神社詣でが盛んになり、宿坊が栄えた。御嶽神社の宝物殿には鎌倉時代の武将畠山重忠が奉納した赤糸縅大鎧と呼ばれる日本三大鎧といわれる平安期の鎧が展示されている。

御岳ビジターセンター
御岳山周辺の動植物、ガイドウォーク、登山道の状況などは御岳ビジターセンターに尋ねるとよい。ビジターセンターは御岳山上集落富士峰南東斜面にある。ホームページは上記文字をクリックすれば開く。電話0428-78-9363

奥多摩ビジターセンター
鋸尾根周辺や海沢自然探勝路、御前山などの状況は奥多摩ビジターセンターに問い合わせるとよい。鋸尾根末端の小ピークを愛宕山というが、この周辺や多摩川周辺のガイドウォークもやっている。ビジターセンターは奥多摩駅入り口交差点前にある。ホームページは上記文字をクリックすれば開く。電話0429-83-2037

地酒
多摩・奥多摩には造り酒屋がある。JR青梅線側の多摩川周辺には福生の「多摩自慢」と沢井の「沢の井」がある。JR五日市線側の秋川周辺には秋川の「千代の鶴」、五日市の「喜正」がある。

これら数ある地酒の中で僕が一番に勧めるのは断然五日市の「喜正」である。燗をするなら「本醸造」、冷で飲むなら夏は「生」、冬は「しぼりたて」、祭り酒の「しろやま桜」もおいしい。このほかにもさまざまあるが「喜正」ならなんでもお奨めだ。でも、酒を飲むのは山から下りてからに。

日帰り温泉
奥多摩町 もえぎの湯 奥多摩町氷川 奥多摩駅徒歩10分
日出町 つるつる温泉 日出町三沢 武蔵五日市駅からバス
あきる野市 瀬音の湯 あきるの市乙津 武蔵五日市駅からバス
など。宿の温泉も入れてくれるのでそちらを使うのも手だ。

概念図

登山コース (★のコースは他の登山者と会う確率が低いコースです)
1.御岳ケーブル(青梅線御岳駅) 御岳平〜大岳山  <御岳山周辺ハイキングコース概念図>

2.長尾平〜ロックガーデン〜綾広ノ滝〜芥場峠(青梅線御岳駅) 御岳平〜大岳山
3.御岳平〜奥の院〜鍋割山
4.長尾平〜七代ノ滝〜ロックガーデン〜上高岩山(青梅線御岳駅) 御岳平〜大岳山

5.表参道(青梅線御岳駅) 御岳〜滝本〜御岳山〜大岳山
6.丹三郎尾根(青梅線古里駅) 古里〜大塚山(920.3m)〜御岳平 ※古里駅前交差点にはセブンイレブンがあります。
7、金比羅尾根
8、鉄五郎新道
9.アルペンルート
10.武蔵御岳神社裏参道(青梅線鳩ノ巣駅)
11.城山北尾根(青梅線鳩ノ巣駅)〜鍋割山北尾根★
12.海沢橋〜大楢峠
14.海沢探勝路(青梅線白丸駅)★
13、天地山(青梅線白丸駅)★
15.鋸尾根(青梅線奥多摩駅)
16.馬頭刈尾根 (五日市線武蔵五日市駅)
17.白倉尾根(五日市線武蔵五日市駅)
18.小怒田ノ尾根(五日市線武蔵五日市駅)★
19.千足沢 関東ふれあいの道
20.茅倉尾根
21.大岳沢(五日市線武蔵五日市駅)
22.サルギ尾根 (五日市線武蔵五日市駅)★
23.日の出山北稜(青梅線御岳駅)★
24.愛宕山(青梅線二俣尾駅)〜日ノ出山
25.吉野梅郷(青梅線日向和田駅)〜日ノ出山
26.金比羅尾根(五日市線武蔵五日市駅)〜日ノ出山

27.三ツ沢
28.白岩
29.関東ふれあいの道

沢登り

岩登り・フリークライミング系
天王岩
JR五日市線武蔵五日市駅から養沢行きバス曽利郷下車

神戸岩
JR五日市線武蔵五日市駅から北秋川方面行き(藤倉など)バス神戸橋下車

障子岩
JR五日市線武蔵五日市駅から北秋川方面行き(藤倉など)バス神戸橋下車

岩登り・アルパインクライミング系
天狗岩・つづら岩
JR五日市線武蔵五日市駅から藤倉行きバス千足下車

越沢バットレス
JR青梅線鳩ノ巣駅下車

氷川屏風岩
JR青梅線奥多摩駅下車

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