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(これまでいろんな番組の製作に携わりました。中には一部題名が異なるものがありますが、番組内容は理解できると思います)
未踏峰ナムチャバルワ(NHK総合・NHKスペシャル)
Namcha Baruwa 75minutes
<427 92.01.12 未踏峰ナムチャバルワ〜ヒマラヤ 日中登山隊の60日〜>僕ともう1人の隊員が雪崩に流され、2人は生死を分けた。死ぬような雪崩とは思っていなかっただけにショックは大きかった。しかし、これよりもっと大きいショックを受けることになるとはこのときは想像してもいなかった。普通、登山は山と闘うのが筋なのだが、実は人間と闘わねばならないときの方が多かったりもする。こんな登山はたいがい面白くはない。
上高地〜奥穂高岳山頂連続4日生中継(NHK総合・おはよう日本)
Mt. Hodaka 17minutes上高地、屏風、涸沢、奥穂を回った。
富士山頂(NHK総合・NHKスペシャル)
Mt. Fuji 49minutes
<1049 98.01.04 富士山頂>風速40メートル。冬の富士山は厳しいが、夜景は穏やかだ。頂上から東京タワーが見えるとは……。富士山の、ひいては山の天気の変化がよくわかる。
ハニーハンター(TBSテレビ系・神々の詩)
Honey Hunter 2 1h前回とはまた違った映像を積み重ねたこちらの作りも味がある。ディレクターはトムキャットの元プロ歌手。歌はほんとにうまかった。でも歌だけじゃなく、構成もすばらしい。最近はアマゾンの古代遺跡発掘の番組を担当している。興味を掘り下げていくのは面白い。番組制作は山登りと通じるところがあるんだな。きっと。
シェルパ〜極限の世界に生きる=チャンラ南西峰初登頂(NHK総合・NHKスペシャル) 1999
Sherpa 49minutes
<1130 99.01.29 シェルパ・極限の世界に生きる〜ヒマラヤ登山をささえる男たち〜>キッチンボーイが成長していく姿を番組にする、というのが最初の企画だった。しかし、僕が撮った扉の映像が決め手となり、出来上がったものはシェルパ物語となった。シェルパが登山隊のルートを作るというのはエベレストなどでは今や一般的になっているが、実際のところ難しいところは昔も今も隊員がやる。ルート工作ができないような隊員ではシェルパになめられる。だが、ルート工作ができない人間が増えているのは事実だ。公募登山が行われている山ではそれが普通になっており、実力とは違ったレベルの登山が行われている。
番組は外注で、民間プロダクション製作したものだが、オープニングのタイトルバックの映像は僕が撮影したものである。シェルパが登る姿が逆光に映えてきれいだったのでカメラを回したのだが、カメラが手ブレしないように息を殺さなければならなかったので、とても息苦しい撮影だった。結局この映像がポイントとなって番組の内容がキッチンボーイ成長物語からシェルパ物語に変貌した。映像が持つインパクトは番組の構成そのものに大きな影響を及ぼしているのだ。この映像はあちこちで使われているらしい。最初はNHKから連絡があったが、その後はなぜかあない。???
一億人の大質問?! 笑ってコラえて
ちょっと昔の旅 1984年11月23日=エンジェルフォール初登攀(日本テレビ系)
Angel Fall 20minutesKamanosawa 4minutes昔を振り返るコーナーでエンジェルフォールが取り上げられてた。やたら頭をかいてる映像が目に付いたが、実際、登攀は汗と泥とスコールにまみれ、体中が痒くなった。最後は食料が底をつき、食うものも食わずに登り切った。成功は諦めずに果敢に挑戦した産物だ。
秋の沢もなかなかいい。白い花崗岩に紅葉が映える。
未踏の氷瀑に挑む・米子不動コブラ初登攀(NHK総合・おはよう日本)
2000
Cobra 4minutes面白そうなところだな――。保科雅則の「米子不動に行ってみない」という電話から調べ始めた氷瀑エリアでの登攀はしだいにそんな気持ちを生んだ。ところが、現地に出かけてルート図と現場の状況を見比べたところ思わぬ掘り出し物があった。これを放っておく手はないと思ったものの自分の思い通りには行かないのが山だ。「登るならまず既成ルートを登ろう」という保科に、「何で登れそうな未踏の氷瀑があるのに未踏の氷瀑を登らないんだ? この氷瀑は絶対に登れるぞ」と僕がいう。もともと僕たち二人で立て始めた米子不動の氷瀑の登攀計画だけに、僕たち二人にどこを登るか決める主導権がある。初めて訪れたエリアで、いつものように二人で好きなことを言い合いながらも互いに己の考えを主張する。その翌日既成ルートを登りにいくのかと思いきや保科の足は未踏ルートに向かった。それでよし――。僕はそう思った。その結果、二本の未踏の氷瀑を登ることになったのだが、実は僕はもう一つのアナコンダではなくこっちの方を先に登ってしまおうと思っていただけに、取り残したこの氷瀑をだれかに登られやしないかと気が気でなかった。それにしても100メートルもの高さの垂直の氷瀑が10本近くも連なる米子不動は見るだけでも価値がある氷瀑群だ。
Explorer Spirit 木本哲
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