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サルはヤギが嫌い!? 果樹園で実証実験
【福島】サルはヤギが嫌い?−−。ニホンザルによる食害が深刻な果樹園でヤギをつなぎ飼いしたところ、サルが近付かなくなる効果があることが、福島県の南会津農林事務所の実証実験で分かった。ヤギの体臭が関係しているともみられ、同事務所は新年度も実験を続け、猿害防止に役立てたい考えだ。
実験は昨年、下郷町音金と南会津町耻風(はじかぜ)の2カ所のリンゴ園で「過疎・中山間地域連携事業」として実施された。両地区とも近年、ニホンザルによる農業被害が目立っていた。音金地区では昨年9月、ザーネン種のメスの母子2頭を導入。サルが侵入する三方のうち、二方を防鳥ネットでふさぎ、残る北西側をヤギに見張らせた。北西辺約160メートルにワイヤを張り、ワイヤに沿ってヤギが移動するようつなぎ飼いした。その結果、付近にサルの群れが現れてもヤギの守備範囲には近付かず、約2カ月間、園内へのサル侵入は1度もなかった。ヤギを帰すと、翌日には約30匹の群れが侵入し、収穫し残したリンゴを食べられたという。リンゴ園を営む星由夫さん(61)は「サルの鳴き声がすると、ヤギはサルをじっと凝視していた。ヤギが威嚇するというより、サルがヤギを嫌っているようだった」と話す。星さんは約1ヘクタールの園内で、つがるなどを栽培しており、毎年収穫期にサルに襲われ、年間100〜200キロの被害があったという。「被害ゼロは10年ぶり。ただ、サルは学習能力が高いので、こちらも工夫しないと」と気を引き締めていた。
◇独特の体臭を忌避?
一方の耻風地区では昨年7月中旬にザーネン種、トカラ種の生後3〜4カ月の子ヤギ2頭を入れた。当初はサルが子ヤギを無視して侵入し、特段の効果がなかったが、同10月以降は、サルがヤギのいる場所を避ける傾向がはっきりしたという。同事務所は「ヤギが生後半年程度に成長すると、サルが避けるようになった。ヤギの独特の体臭を忌避しているのではないか」と推測する。同事務所は結果を踏まえ、新年度にはヤギの頭数や飼い方などを変えながら実験を継続する方針。防鳥ネットの代わりにタラの芽の生垣を使うなど新たな方策も交え、ヤギによる猿害防止策を確立させていく。1/19毎日大相撲初場所:やっぱり朝青龍 チケットも視聴率も上昇
東京・両国国技館で25日に行われた大相撲初場所千秋楽。朝青龍が、白鵬との優勝決定戦の末に復活優勝を遂げた。3場所連続休場明けで場所前から動向に注目が集まり、チケット売り上げやテレビの視聴率も上昇。まさに「朝青龍場所」だった。千秋楽の当日券339枚を求めて、国技館前には徹夜組を含む長蛇の列ができた。午前8時半には、今場所5度目の満員札止め。15日間のチケットの残りは1日平均1700枚余りで、初場所では、横綱・貴乃花の引退後の04年以降最高の売れ行きとなった。平均視聴率は、中入り後後半の午後5時台に絞れば、朝青龍が2場所出場停止明けだった昨年初場所を上回り続けた。特に中日(18日)は、最高の21.5%を記録した(ビデオリサーチ・関東地区調べ)。日本相撲協会の武蔵川理事長(元横綱・三重ノ海)も「いろいろあるだろうが、存在の大きさは見ての通り」と、朝青龍の集客力を認めざるを得なかった。しかし、角界の常識から外れた朝青龍の行動も相変わらず。休場中ながら、場所前に清涼飲料水のテレビCMに出演。場所中も、自身の名を冠し、国技館正面のビルに構えるちゃんこ料理店の開店準備に余念がなかった。「師匠は何も言わないのかね」「下品極まりない」と嘆く親方衆は少なくなかった。横綱審議委員会の海老沢勝二委員長(元NHK会長)は「悪役も必要なんです。いろいろ役者がそろわないと」。朝青龍で始まり、朝青龍で終わった初場所だった。1/26毎日 人は誰でも自分にはない強さに憧れるのだろう。自分と同じかそれ以下じゃ憧れなんて抱くわけはないよな。北の海が人気があったのもふてぶてしさを感じるくらいのどうしようもない強さがあったれ場こそだったんだもんな。絶叫V「朝青龍は帰ってきました」/初場所
<大相撲初場所>◇千秋楽◇25日◇東京・両国国技館
横綱朝青龍(28=高砂)が、横綱白鵬(23)との優勝決定戦を制し、5場所ぶりの優勝を飾った。本割は白鵬に完敗したが、1敗同士の決定戦では相手の懐に入る本来の相撲でリベンジを果たした。3場所連続休場で引退危機に追い込まれた場所での復活Vに、優勝インタビューでは「朝青龍が帰ってきました」と絶叫した。優勝回数は横綱貴乃花を超える歴代4位の23回目。再び黄金時代が到来しそうだ。
朝青龍は、引き揚げる花道から泣いていた。親友が泣いている姿を目にし、感情があふれ出した。支度部屋では目を赤くしたまま、取材に応じた。「今まで違う優勝。久しぶりに朝青龍が、戻ってきた感じですよ」。場所前の苦しい思いを問われると、言葉を詰まらせた。引退危機を気力と経験で乗り切った。場所前は、誰もが予想しなかった復活V。1差リードで迎えたこの日も、それが生きた。本割は完敗。立ち合いで腰高になり、得意の左四つを狙うも、差し手争いに敗れてもろ差しにされ、一気に寄り切られた。「硬くなりすぎた。やってしまったという感じ。すべてダメ。何もできなかった」。取組直後は、首をひねって付け人に「(白鵬に)待ったをされたかと思ったよ」とつぶやいていた。いったん支度部屋に戻ると、休まずに付け人相手に低く立ち合うけいこを始めた。てっぽうも繰り返し、気合を入れ直した。優勝決定戦では、本割の反省を生かした。「相手に自分の左を差されると不利になる。右から攻めていこうと思った」。作戦通り先に右の前みつをつかみ、白鵬の胸に頭をつけた。相手の体が起きると、左を深く差してかいなを返した。そのまま腰を割っての万全の寄り切り。瞬間、ホッと息をつき、乱れたマゲのまま、歓声と悲鳴に包まれた国技館を笑顔で見渡し、勝ち名乗りを受けると両手を上に突き上げた。「1回負けて逆に楽になった。集中できた」。懐に入り、頭をつけて寄る。高知・明徳義塾高に留学し、体重80キロで相撲を始めたころに覚えた「原点」に立ち返ってのリベンジだった。
原点回帰。きっかけは「日本のお母さん」との言葉だった。昨年12月の冬巡業中、高校時代に「僕のお母さんに似ている」となついていた土佐市在住の中沢百合子さん(73)からみかんが届いた。お礼の電話をかけると「(引退報道で)頑張りとはよう言わんけど、遊びに行かんと早よ寝や」と激励されたという。「やかましい」と笑いながら返した朝青龍だが、その言葉は胸に届いていた。左ひじ痛が完治せず、力の衰えを自認して周囲に「もう、長くないかな」と漏らしていたこの時期、「母」の言葉がひた向きだったころの自分を思い起こさせていた。深酒したのは、白鵬に1勝6敗と惨敗した横綱審議委員会けいこ総見の前夜(6日)が最後だった。今場所中も後援者との会食の誘いが相次いだが、午後9時には「もう、帰る」と席を立つようにしたという。大好きな酒は少量に抑え、タバコも一切やめていた。緩んでいた体はみるみるハリとツヤを取り戻した。井関光男専属トレーナーにも「日に日に状態がよくなり、疲れは感じさせなかった。心配した左ひじも悪くなっていない。不思議な体。もう、15日間戦えるくらい」といわしめた。文句の言いようがない完全復活劇。朝青龍は支度部屋でも、優勝インタビューでも「まだまだ頑張っていきます」と言った。「長い間、ケガをしてもうこういう舞台に立てないと思っていた」と弱気になっていた自分も認め、よみがえった心と体をアピールした。その目には、まだ光るものがあった。
化学物質で遺伝子の一部置き換え、iPS細胞づくり加速へ
様々な細胞に変化できる「新型万能細胞(iPS細胞)」作製に必要な遺伝子の一部を、人工的な化学物質に置き換えることに米ハーバード大学などの研究チームがマウスの実験で成功した。24日に東京大学で開かれたシンポジウムで発表した。米スクリプス研究所グループに次ぐ成果で、遺伝子を使わない、より安全性の高いiPS細胞づくりが加速しそうだ。山中伸弥京都大教授が当初開発したのは、4遺伝子を組み込んだウイルスを体細胞に入れてiPS細胞を作製する方法。だが、ウイルスを使った細胞を臨床応用した場合、がん発症の危険性が指摘されている。すべてを化学物質に置き換えれば、ウイルスを使わずにすむ。ハーバード大のケビン・エッガン准教授らのチームは、4遺伝子のうちiPS細胞作製の中核的な役割を果たす「Sox2」と置き換えられる化学物質を探し出すことに成功。これと残りの3遺伝子で、Sox2よりも効率よくiPS細胞を作製できた。1/25読売 先鞭をつけた技術もだんだん追いつかれ引き離されつつある感じだ。H2Aロケット 「いぶき」が切り離し時に小型衛星を撮影
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は24日、23日に打ち上げられた温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」が、H2Aロケット15号機から切り離される際に撮影した画像を公開した。地球を背景に、ロケットの衛星搭載部が鮮明にとらえられており、分離を待つ「まいど1号」など相乗りの小型衛星7基も写っている。画像は打ち上げから約16分後の23日午後1時10分ごろ、高度約670キロで撮影された。ロケットは第1段の燃料タンクなどが切り離され、短い2段目だけになっている。この後、7基の衛星は順次、分離された。一方、いぶきは24日、打ち上げ初期の姿勢制御などを終えた。今後3カ月かけて搭載機器の機能を確認した後、二酸化炭素やメタンの濃度分布の観測準備に入る。1/24 日本の技術力がこういう場所から再生されていけばいいことだ。宇宙という未知の領域が大きい世界にどんどん入っていければ技術も講じるし、見ている側も興味が尽きない。いぶきは温室効果ガスの二酸化炭素(CO2)とメタンを観測する。微量の薬で効果・副作用を予測 新薬開発に新たな手法
臨床試験(治験)に先立ち、開発中の薬をごくわずか飲み、人体での効果や副作用を予測する技術の確立に向けた検証が、3カ年の計画でスタートした。人体への負担が少ないうえ、成功しそうにない治験は避けられ、1千億円ともいわれる新薬開発費を圧縮できる可能性がある。「マイクロドーズ試験」と呼ばれる。新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の委託で、東京大学や医薬品開発支援機構、製薬メーカーなどによるグループが実施する。すでに承認された約20種の薬で、服用量の100分の1以下を飲んでもらい、放射性同位体や陽電子放射断層撮影(PET)などを用いて、体内での吸収や分布、代謝などを調べる。これで実際の効果や副作用をどの程度、予測できるかを検証する。厚生労働省は昨年6月、マイクロドーズ試験の実施にあたって、被験者へのインフォームド・コンセント(十分な説明に基づく同意)など、手続きや届け出のガイダンスを作製した。杉山雄一・東大薬学系研究科教授は「(マイクロドーズ試験の導入で)治験の成功確率を3割程度まで上げられれば新薬開発にとって飛躍的進歩になる」と話す。1/26朝日野生の桜、遺伝子ピンチ 移植ソメイヨシノと交雑
花見や緑化用に移植されたソメイヨシノの花粉で、近くに自生する野生の桜が交雑して、遺伝子汚染されていることが、環境省研究班の調べで分かった。生物は地域ごとに独自に進化して、その地域に合った有用な遺伝子を受け継いでいる。遺伝子が混じることで、病気や気候への適応力に影響が出かねない。研究班は来年度、適切な樹木の移植方法に関する指針を作る。研究班メンバーの向井譲・岐阜大教授らは05〜07年、岐阜や静岡の公園や山で、ヤマザクラ、オオシマザクラ、エドヒガンなど野生の桜、計216個の種子を集め、遺伝子を調べた。すると、13%にあたる29個の種子からソメイヨシノの遺伝子が見つかった。反対に、ソメイヨシノも別の桜の花粉で結実していた。種子129個の約半数から、半径約200メートルにある桜の遺伝子が見つかった。ソメイヨシノの根元では、交雑した種子が芽吹いていた。今後、芽吹いた種が、子孫を残せるか調べる。向井さんは「今後、ソメイヨシノを、地域固有の野生桜が自生する地域に植える際には、注意が必要になるだろう」と話す。研究班代表の津村義彦・森林総合研究所室長によると、ブナも地域ごとで遺伝子に違いがあり、別の地域に植えると、気候が合わず、枝先が枯れやすくなることが分かったという。このため、ブナ、ヤマザクラなどで地域ごとに遺伝子型が違うことを地図で示し、適正な移植、緑化の方法を定めた指針案を作成する。これらの結果は、3月に盛岡市で開かれる日本生態学会で発表する。1/29朝日
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