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  • <がん>抑制遺伝子を特定…国立がん研の研究員ら
    正常な細胞ががん細胞に変わるのを直接防ぐ遺伝子を、国立がんセンター研究所の大木理恵子研究員(分子生物学)らが特定した。さまざまながんの治療や診断の開発に役立つ可能性がある。6日付の米科学誌セルで発表した。すべての正常細胞は遺伝子「Akt」の働きが異常になると、がん化することが知られている。通常、がん抑制遺伝子「p53」が司令塔となって、Aktががん化するのを防いでいるが、指示を受けて働く遺伝子の正体は謎だった。研究チームは、がん細胞が死ぬことなく異常に増殖することから、細胞死を引き起こす遺伝子「PHLDA3」ががん化と関係があるのではないかと注目。ヒトの肺がん細胞を調べたところ、この遺伝子が欠けていることを突き止めた。また、Akt遺伝子の働きも異常に活発化していたことも確認した。2/6毎日

  • <インフル>増殖酵素の構造解明 仏チーム、万能薬に道
    インフルエンザウイルスが人の体内で増殖する時に働く酵素の立体構造を、フランスの研究チームが解明した。インフルエンザウイルスは型を変える(変異)ことが知られるが、この酵素の構造はすべての型に共通で、新型インフルエンザにも効果を発揮する「万能抗ウイルス薬」の開発につながると期待される。5日発行の英科学誌ネイチャーに掲載された。インフルエンザウイルスは増殖する際、「RNAポリメラーゼ」と呼ばれる酵素を使う。その際、人の遺伝子の先端部分を切り取り自分の遺伝子に結合させる「キャップスナッチング」と呼ばれる作用が起きる。仏国立ジョセフ・フーリエ大などの研究チームは、RNAポリメラーゼを構成する三つの部分のうち、キャップスナッチングをつかさどる部分を詳しく調べ、三次元で構造を解明。キャップスナッチングの結合部分も特定できた。この結合部分をブロックする薬を開発すれば、増殖を抑えられる。これまで開発されている抗インフルエンザ薬は、増殖したウイルスの表面に表れる特徴的なたんぱく質に働きかけるもので、変異によって型が変わると効果がなくなることが課題だった。今回の成果は増殖自体を抑える薬の開発につながるという。原好勇(こうゆう)久留米大講師(ウイルス学)の話 酵素の働きを標的にした薬はヘルペスウイルスなどで実用化されているが、インフルエンザウイルスの酵素は機能も構造も複雑で研究が遅れていた。新型インフルエンザの出現に十分対応できる重要な成果だ。2/5毎日

  • アリに「私は女王」 チョウの幼虫、音マネで手厚い待遇
    アリの巣の中で育つシジミチョウは、女王アリの音をまねて厚遇を受けているようだ――。こんな研究結果を英国とイタリアの研究グループが6日付の米科学誌サイエンスに発表した。シジミチョウには、アリの巣で育てられて幼虫とさなぎの時期を過ごすものがいる。グループが調べたのは、イタリア北部で採集したゴマシジミ属の一種。体の表面にアリの幼虫と似た化学物質を分泌し、働きアリから世話を受けていることは知られていた。しかし、巣が荒らされた時に優先的に助けられたり、餌不足の時にも餌をもらい続けたりするなど、アリの幼虫よりも手厚い待遇を受ける理由がはっきりしていなかった。そこで、アリが体の一部をこすって出す音に着目した。調べたゴマシジミは幼虫やさなぎの時期に音を出す。それを記録して周波数などを分析、ゴマシジミの発する音が働きアリよりも女王アリの音に近いことを見つけた。この音によって女王並みの扱いを受けていると考えられた。2/9 朝日

 

  • 深山の“吸血鬼”里山に進出 ハイカーなども被害に
    泉鏡花の小説「高野聖(こうやひじり)」には、若い修行僧が飛騨の奥深い山中で無数のヤマビルに怖気(おぞけ)をふるう場面がある。コピーライターの大村祐司さんは、神奈川県北西部の丹沢山地で、高野聖の追体験をしてしまった。林道から外れた沢沿いの廃道を下っていたときだ。「頭上の枝々からぽたぽたと小さなナマコのようなものが落ちてきました」それが首からわきの下、靴の中まで入り込み、吸いついて、はがし終えたときには全身が血で染まった。5年前の出来事だ。              ◇
    ここ数年、ヤマビルが奥山から里山に進出し、農作業をする人やハイカーなどが吸血被害に遭っている。 ヤマビルの生態と防除研究に取り組む環境文化創造研究所(千葉県習志野市)の谷重和さんによると、1980(昭和55)年以前の被害は、秋田、群馬、千葉、神奈川の4県に限られていたが、現在は30都府県に拡大しているという。30年ほど前までヤマビルは、人間の血で増えると考えられていた。しかし、谷さんらのグループがヤマビルの吸った血液をDNAで調べたところ、秋田では60%がニホンカモシカで、人間はわずか3%だった。神奈川でもニホンジカ45%、イノシシ32%との結果が出て、主な吸血源は、野生の大型哺乳(ほにゅう)類であることがわかった。環境省が行った全国のシカの生息調査によると、2003(平成15)年の生息域は、1978(昭和53)年に比べて、1.7倍の11万平方キロに拡大している。シカの分布拡大は、温暖化の影響による少雪で、冬に餓死する個体が減ったことなどが原因だ。山の荒廃も一因で、間伐が行われなくなった奥山には日光が差し込まなくなり、下草も生えない。シカは餌を求めてヤマビルを運びながら、里山や住宅地に出没するようになった。繰り返し吸血されたシカの足には穴があき、そこにヤマビルがすみついているそうだ。

    昔は里山で炭焼きなどが行われた。だが、今では人の手が入らなくなって荒廃し、ヤマビルの好むじめじめした環境に変わった。ヤマビルは血を吸うと1カ月後には産卵し、子ビルも1週間で吸血できるようになる。彼らを好んで食べる天敵もいない。このやっかい者の増殖には好都合な条件がそろっている。しかし、丹沢山麓(さんろく)の神奈川県秦野市では、6、7年前から吸血被害が問題になっていたヤマビル減らしに成功した。防除を指導した谷さんによると「秘策」が功を奏したそうだ。その秘策とは、昔ながらの落ち葉かき。冬場に落ち葉を掃除すると地面に直射日光が当たるようになる。2月でも昼間の地表温度は30度以上になる半面、夜間は氷点下4〜5度になってヤマビルは越冬できなくなる。落ち葉かきをした場所では、1年で生息数が8割以上減少した。里山の日当たりや風通しをよくして、ヤマビルが嫌う乾燥した環境を作り出すという総合戦略の成果だった。ヤマビルの忌避剤を使う手もあるが、水道水を地下水に頼る秦野市では、薬剤散布を避けたいという事情もあった。「ヤマビルの増加は、人間が山の環境を変えてしまったから起きたのです。完全な防除はできないので、地域の環境整備の継続的な取り組みが欠かせません」。谷さんは、各地からの相談にそう答えている。(田中幸美)産経5/21

  • 虚弱体質の人ほど危険な音を早く察知
    新しい研究により、虚弱体質の人ほど聴覚が鋭敏化しており、迫りくる危険をいち早く察知できることが判明した。体力のない人ほど、徐々に迫ってくる音が実際よりも近くで鳴っているように聞こえるという。研究チームがまず、徐々に迫ってくる音が人間の耳にどのように聞こえるのかを調べた。その結果、ほとんどの被験者は個人の体力とは関係なく、近づいてくる音源が実際に自分のところまで到達する前に“到達した”と感じていた。人間が危険を察知して回避できるのは、このような順応性が役立っている可能性がある。「用心深い人は、その種の遺伝的特徴を親から受け継いでいる」と、アメリカのオハイオ州にあるウースター大学の進化心理学者であり、今回の研究リーダーを務めたジョン・ノイホフ氏は指摘する。しかし、降りかかってくる脅威を力でねじ伏せるだけの体力がない人や、心臓が弱くて走って逃げることのできない人などは、聴覚に基づく危険察知能力が極度に発達していることがさらに示されたのである。一般的に男性より体力が劣っているとされる女性も、徐々に迫ってくる音には男性より早く反応することが以前の研究で確認されている。ノイホフ氏の研究チームは今後、多くの身体特性の中で、どのような特性が備わっていれば脅威にうまく対処できるのかを調べる予定だ。同氏はまた、体力以外に精神も大きな役割を果たしていると考えている。「不測の事態に対する対応力は多くの要素で決まる。今回、体力がその1つであることが証明されたが、リスクを負う勇気など性格も要素として考えられる」と、ノイホフ氏は解説した。今回の研究成果は、アメリカのオレゴン州ポートランドで今週開催されるアメリカ音響学会の会合で発表される予定だ。
    Brian Handwerk for National Geographic News5/

  • 組織を切断、修正する遺伝子発見 再生医療や創薬に応用期待
    ヒトやニワトリなど脊椎動物の背骨が形成される際、もとの細長い組織を切り分ける働きを担っている遺伝子を、奈良先端科学技術大学院大学バイオサイエンス研究科の高橋淑子教授らのグループが突き止めた。再生医療で臓器や組織を必要なサイズに分断したり、患者に合わせて整形するのに役立ちそうだ。米科学アカデミー紀要(電子版)に発表した。高橋教授らは、ニワトリの受精卵が胚(はい)から分化、成長していく過程で、特定の場所に遺伝子を導入できる方法を開発。背骨のもとになる体節という組織で働く約20種類の遺伝子について調べた。その結果、「エフリン」と呼ばれる遺伝子が組織の切断と、切断面を滑らかに整える「上皮化」の二役を担っていることが判明した。エフリンは隣接する細胞同士を分離する作用が知られる遺伝子で、動脈と静脈の区別や脳の区画整理などの役割を持つ。高橋教授は「エフリン遺伝子をうまく利用すれば、組織を患者に合わせて整形できる可能性がある。逆に、エフリンの作用を止めることで、ばらばらになった組織をつなげる可能性もみえてくる」と話している。(坂口至徳)産経新聞5/

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