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くちばし持つ新種の恐竜「リムサウルス」 中国で発掘
中国北西部のジュンガル盆地にある約1億6千万年前(ジュラ紀後期)の地層から発掘された恐竜の化石が、新種だったと中国、米国などの研究チームが突き止めた。「リムサウルス(泥のトカゲ)」と名付けられた。前脚の指の特徴が鳥類と似ており、「鳥類の恐竜起源説」につながるものだ。18日付の英科学誌ネイチャーに発表される。この恐竜は体長170センチほど。頭部は前後に短く、歯の代わりにくちばしを持つ。前脚が短く、体形はダチョウにやや似ているとみられる。東アジアでは見つかっていなかった獣脚類恐竜ケラトサウルス類の原始的な種として分類された。植物食とみられる。3本ある前脚の指は鳥類と同じで、元々5本あった指のうち、進化の過程で第1指(親指)と第5指(小指)が退化したとみられる。鳥類は恐竜起源説が有力だが、恐竜以前の爬虫類などから進化したとの説もある。国立科学博物館の真鍋真・研究主幹は「獣脚類の3本指が、第2から第4の3本だったことを示す初めての化石だ。恐竜が鳥に進化したことを示す物的証拠になる」と話している。(松尾一郎)朝日6/18
鳥の恐竜起源説を補強…同じ構造の指の化石、中国で発見
鳥類の翼にある3本の指と同じ指を持つ恐竜化石を、中国科学院などの研究チームが、中国西部・新疆ウイグル自治区で発見した。鳥は恐竜から進化したとの説を補強する証拠になるという。18日付の英科学誌「ネイチャー」に発表する。化石は約1億6000万年前(ジュラ紀後期)の地層で見つかった。泥沼で堆積 したらしく、ラテン語の泥(リムス)にちなんで「リムサウルス」と名付けた。全長は約1.7メートルで、くちばしを持ち、植物を食べていたとみられる。リムサウルスの手は、親指と小指が退化し、鳥類の翼と同じ「人さし指、中指、薬指」の3本だった。羽毛を持つ恐竜の発見などから「鳥の祖先は恐竜」とする説が有力だ。だが、恐竜化石は「親指、人さし指、中指」の3本指とされ、「翼とは違う」とする反論も根強かった。国立科学博物館の真鍋真研究主幹は「リムサウルスの仲間から羽毛恐竜が生まれ、さらに鳥類が誕生したとすると、恐竜から鳥への進化をより合理的に説明できる。重要な化石だ」と話している。(2009/6/18 読売新聞)
<恐竜>「鳥の指」持つ新種、進化の証拠を補強 中国で発見
中国中国新疆ウイグル自治区のジュラ紀後期(約1億6000万年前)の地層から、鳥と同様な特徴を持つ新種恐竜の化石が発見され、中国科学院などの研究チームが18日付の英科学誌ネイチャーに発表した。恐竜は鳥の祖先と考えられているが、新種恐竜の前脚の骨が、親指から小指までの5本指のうち、鳥同様に人さし指から薬指の3本が残ったものと確認された。研究チームは「恐竜が鳥に進化したことを補強する新証拠」と説明している。新種恐竜は、化石が泥沼のような場所から発掘されたことにちなみ、ラテン語で泥を意味する「リムス」から「リムサウルス」と名付けられた。新種恐竜は、鳥に近いとされる獣脚類に分類される。獣脚類は鳥と同じ3本指を持つことは知られていたが、5本指のどの指が残ったのか不明だった。リムサウルスの子供(推定全長1.5メートル)の化石の前脚を調べたところ、親指は甲まで骨があるものの指の部分は退化してなくなっており3本指は人さし指、中指、薬指であることが確認された。国立科学博物館の真鍋真・研究主幹は「親指が退化し、鳥と同じ人さし指から薬指の3本指を持つ恐竜と確認されたのは初めて。獣脚類から鳥への進化が、より合理的に説明できる化石といえる」と話している。【永山悦子】6/18毎日恐るべしブラックバス 2週間で池の生物3分の1食べる
生態系に悪影響を与える特定外来生物に指定されているブラックバスが、短期間でため池の水生生物を大量に捕食してしまうという調査結果を、宮城県伊豆沼・内沼環境保全財団(栗原市)と宮城大食産業学部農村生態工学研究室がまとめた。水槽ではなく野外でこのようなデータが得られたのは全国でも初という。それによると、県北のあるため池で昨夏、堤が崩落して外部の水路からバスが侵入したケースがあった。侵入から13日後にバスを駆除し、82匹を捕獲。これらの胃の中から1匹あたり平均3匹の水生生物が出てきたという。これをもとにバスが13日間に捕食した生物の総数を計算したところ、タナゴ1687匹、ハゼ科のトウヨシノボリ400匹、エビ類718匹、アメリカザリガニ267匹の計3072匹と推定。ため池に生息する生物約9千匹の3分の1が一気に消滅したことがわかった。同財団の藤本泰文研究員は「バスが短期間侵入しただけで他の生物を全滅させる恐れがあり、さらに駆除に力を注ぐ必要がある」と話している。調査結果は「伊豆沼・内沼研究報告第3号」(500円)で紹介されている。問い合わせは同財団(0228・33・2216)へ 。6/20 朝日太陽系最古の花こう岩発見=45億3000万年前に形成−広島大
広島大の寺田健太郎准教授らが、1949年にモンゴルに落下した隕石(いんせき)に含まれていた花こう岩が太陽系の誕生間もない45億3000万年前に形成されたものと確認した。太陽系形成初期に存在した微惑星上で花こう岩を形成するメカニズムが存在した直接的証拠になるという。論文は17日発行の米科学誌「アストロフィジカルジャーナルレター」電子版で公開される。寺田准教授によると、花こう岩の形成には水の関与が必要とされ地球独自の岩石と見られていた。このため、隕石や小惑星探査などの研究の際に花こう岩があるかないか調べるという発想自体がなかった。今回の研究では、水の存在の根拠となる「黒雲母」は発見されていない。同准教授によると、水が大量に存在した可能性は低いため、水なしで花こう岩が形成された可能性もあるという。6/18 時事
ティラノサウルス:歯の化石発見 体長2倍 兵庫・丹波
日本最大級の草食恐竜「丹波竜」が見つかった兵庫県丹波市の「篠山層群」下部層(前期白亜紀、約1億4000万〜1億2000万年前)で、大型の肉食恐竜ティラノサウルス類の歯の化石が見つかった。推定される体長は約5メートルで、これまで考えられていた同時期のティラノサウルス類の約2倍の大きさという。発掘した同県立人と自然の博物館(同県三田市)は「大型化の年代が大幅に早まる可能性があり世界的に貴重」としている。27日に千葉県である日本古生物学会で発表する。化石は長さ約1.8センチ。先端が欠けたものと合わせ計2本が、今年1〜3月に見つかった。同類は中生代ジュラ紀の約1億6500万年前に現れ、約1億2500万年前までの原始的なタイプと、後期白亜紀以降の進化した大型のタイプが見つかっていた。国内では石川県や福井県などで同じ前期白亜紀のものが見つかっているが、いずれも小型だった。同館の三枝春生主任研究員は「進化の年代が大きく変わる可能性があり、見つかった地層の年代を再度確認したい」としている。【粟飯原浩】6/20兵庫でティラノサウルスの歯の化石 大型化時期見直しか
兵庫県三田市の「県立人と自然の博物館」は20日、同県丹波市の前期白亜紀の地層「篠山層群」下部層(約1億4千万〜1億2千万年前)から、肉食恐竜「ティラノサウルス類」の歯の化石が見つかったと発表した。歯の大きさから体長は約5メートルと推測される。これまで見つかったティラノサウルス類の前期白亜紀の体長は1〜3メートルで後期白亜紀(約9900万〜6500万年前)に大型化したとみられてきたが、今回の発見で大型化の時期が早まる可能性が出てきた。見つかった歯は2本で、長さ18ミリ幅6ミリと、長さ8ミリ幅5ミリ。今年3月、国内最大級の植物食恐竜「丹波竜」の発掘調査の過程で見つかった。いずれも上あごの前歯とみられ、大型化が進んだ後の特徴である縦筋もみられる。前期白亜紀では今年4月、中国・甘粛省で約1億1200万〜9900万年前とみられる地層から、大型化が進み始めたティラノサウルス類の頭や脚の化石が見つかっている。今回はそれを数千万年さかのぼる発見という。ティラノサウルス類は約1億6500万年前に出現。8400万年前の地層からは10メートル級の大型のものが発見されている。発掘成果は、今月27日に千葉県である日本古生物学会で発表する予定。冨田幸光・国立科学博物館地学研究部研究主幹(古脊椎(せきつい)動物学)の話 年代が確定されれば、今まで知られているなかで世界的に一番古い部類に入ることになり、これまで考えられていた恐竜の進化のパターンを書き換える可能性がある。最近、中国などで同類の化石が発見されていることに続いて、同類のアジア起源説を一層裏付けるものになるかもしれない。グリーンランド 独立へ期待
先住民族を中心におよそ5万6000人が暮らす、北極圏にかかる世界最大の島グリーンランドでは、地球温暖化によって氷の下に閉ざされていた資源の開発が進めば、デンマークからの独立への道も開けるという期待が高まっています。デンマークから自治を獲得して30年を迎えるグリーンランドは21日、去年行われた住民投票で実現した自治権の拡大を祝いました。自治拡大によって先住民族イヌイットの人々のことばであるグリーンランド語が唯一の公用語となるほか、天然資源をめぐるすべての権益が自治政府の下に置かれることになります。グリーンランドは日本の6倍近い面積の85%が氷に覆われていますが、地球温暖化の影響で氷の下に閉ざされていた石油や鉱物など資源の開発が可能になるとみられています。これによって将来、デンマークから補助金を受ける必要がなくなり、独立への道が開けるとの期待も高まっています。一方で資源開発は貧富の差を広げるおそれがあり、また、温暖化はアザラシ猟など伝統文化を脅かしているとの指摘もあります。グリーンランドは、自治権限の拡大に伴って、こうした問題をみずから解決していく責任も担わなければならず、経済の発展と伝統的な文化や暮らしを守ることの両立という難しい課題を抱えての新たな出発となります。6/22NHK
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