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ハイビジョン特集「白夜の大岩壁に挑む クライマー山野井夫妻」 <NHKBShi(BS-9チャンネル)>
個人的なつながりから今回の登山を応援していただきました。ありがとうございます。
ミルネ島の衛星写真と二十五万分の一地形図を照らし合わせて眺めていると、島中央部を北から東へとL字型に貫く氷河流域か北の海岸沿いに標高差の大きな岩壁がありそうに思えるが、シロクマが来ない安全なキャンプ地という点から考えたら島中央部を貫く氷河周辺で登攀対象を探すのが妥当なのだろう。そういった意味では山野井泰史が言うようにこの山はいい山なのだと思う。だが、彼が望む登攀ルートは僕が望む登攀ルートとは考え方を異にして設定されている。しかし、ある意味それは僕にとって非常に興味深い出来事である。
その目で偵察してきた結果彼が考えた頂上に至る登攀ラインを目で追っていくと、下部岩壁の傾斜はかなり緩そうに見えるし、中間岩壁の傾斜もそれほどあるようには思えない。このルートを登攀する場合の楽しみはどうやらヘッドウォールの登攀に限定されそうだ。それはこの大きな岩壁が持つ標高差の三分の一程度しかない。せっかく大きな標高差がある岩壁を選んできたものの、設定したルートそのものの難易度は低い。これではちょっともったいない気がしてしまう。攻撃的ラインとういう面からみればそれには程遠いルートに思えるが、初登頂を狙うといった意味では確かに理にかなったものだろう。とはいっても、僕にとっては黙っていてもモチベーションが上がっていくような登攀ラインではない――。そんなふうに思ってしまう。その背景には、僕はあまりにも多くの切り立った岩壁に挑戦し過ぎているという事実があるのかもしれない。彼のライン取りには納得しながらも、僕は少しでも手ごたえがありそうな攻撃的な登攀ラインを登りたいと思ってしまうせいか、写真を見ていると、ついつい目は自然にそんなルートを探してしまうのだった。
今回は登攀対象が二転三転してなかなか決まらず、もうどうでもいいやという気持ちがもたげ、とりあえず山野井泰史の考え方でやってみようという方向に定めた。だからライン取り自体はそれはそれでかまわないと思う。おそらく、山野井泰史は登頂をいちばんの目的としているのであり、僕は登攀をいちばんの目的としているのだ。そこにはおのずと考え方に差があり、ルートを見る目も変わってくる。しかし、何か目的がないと登攀そのものが面白くない。そこで出てきたのが、ルートがあまり難しくない分できるだけフリーで登ろうという考え方であった。山野井泰史自身がそういう方向で登ろうと言い出したのだから、もちろん僕に異論があるわけはない。どうせ登るならフリーで登った方が面白いに決まっている。たとえそういう話がでなかったとしても僕はできるだけフリーに徹して登ろうとするだろう。
この岩壁は標高差はあるが、想定した登攀ルートの内容を考えると実質登攀はヘッドウォールだけだ。しかもその標高差の半分程度の岩壁ということができる。だから、登攀そのものに対してはこれまで登ってきた岩壁とは比べ物にならないほど出かける前から気持ちに余裕がある。ヘッドウォールが難しいといっても、写真では垂直には見えないから登れないわけはない、と端から楽観的だ。垂直距離の割に水平距離があるのは落胆をもたらす一方、同時に気持ちに余裕を持たせてくれる。いずれにしてもこんなタイプの岩壁登攀ルートは今まで設定したこともなければ、登ったこともない。登攀ルートのライン取りに失望感はあるものの、知らない山域に出かけ、誰も登ったことがない山で岩登りをするのだからもちろん楽しい。こういうフィールドで岩登りを楽しむのは格別な気分なのである。
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山野井通信によれば、彼が挑戦する岩壁を持つ山には「オルカ」という名前をつけたらしい。ということは、クライミングチーム名がとりあえず「オヒョウ」ということになっているから、ばかでかいカレイ(オヒョウ)が獰猛なシャチ(オルカ)に襲い掛かるというか、挑戦するという構図になるわけだな、なんて思ってしまう。こんなふうに書くと鳥獣戯画の世界を連想してしまうけど、この写真の「オルカ」はとても獰猛そうには見えない。案外スキだらけでお買い得の岩山だろう。
オルカは確かに獰猛だ。だが、クジラの仲間特有の頭の良さ、優しさがある。オルカは海の生物の中でもおそらく頭のいい方に違いない。ところで、オルカはオヒョウを食べることがあるのだろうか。おそらくそれはないのだろう。オルカがオヒョウを食べるようなら二メートルも三メートルもあるオヒョウが何匹も存在するわけがない。もし、こいつが意地の悪いオルカだったら思い切り暴れまくってやろう。でも、オルカの尾びれの一撃はアザラシを気絶させるほどの力を持っているから、油断をしていると、尾びれのように見える頂上稜線辺りで痛い一撃を食らうことになるかもしれない。
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この写真は「山野井通信」の中で『オルカ』と名づけられている山が持つ岩壁を捉えたものである。これが、山野井泰史がグリーンランドに岩壁の偵察に行って見つけてきた岩山である。そして、今回僕たちが登攀対象として目標に定めた山である。
その山の頂は、この写真では左のピークになる。左のピークと右のピークとの間には右側からルンゼが突き上げてきていて、左の、つまり手前のピークは、右の、つまり奥のピークと隔てられている。雪のつき方や岩壁の傾斜から察すると、下部、中間部はどこでも登れそうな気がする。実のところ、初めてこの写真を見たとき、僕はちょっとというか、だいぶ失望した。
この写真を見ると、頂上直下のヘッドウォールの傾斜はとてもいい感じだ。だが、その下の岩壁の傾斜はどう見てもだいぶ緩く見える。地形図から得る岩壁の傾斜もそれを示していた。そういった写真や地形図から得る情報を融合して考えると、この山の魅力はヘッドウォールの登攀に尽きるということになる。標高差がある大きな岩壁だが、実質はヘッドウォールのみ――。僕はそう思ってしまったのだ。それでも頂上に直接突き上げるラインをとればけっこう標高差は得られる。
しかし、山野井泰史が想定するこの岩壁の登攀ラインは写真を見て萎えた気持ちを追い討ちするものだった。彼が想定したラインは、写真左下のコーナーのあたりから、右上する、角度が異なる二つの壁のコンタクトラインをたどって右端までトラバースするように移動し、その後左上するルンゼを折り返して登り、ヘッドウォールの下にたどり着くというものであった。あるいは折り返し地点のほんの少し手前の雪が中間の壁に押し上げているあたりから短い壁を登って左上するルンゼに入るというものである。こうして設定したルートを目でたどっていくと、どう見ても、どう贔屓目に見ても、ヘッドウォールへのアプローチとなる下部および中間岩壁の半分は歩きか歩き程度のやさしいクライミングというかウォーキングというかその程度の行動が占めそうに思えた。
ヘッドウォールの登攀は、右のピーク真下の光と影の境目を登って、僕たちがコルと名づけた頂上稜線に抜けるラインをたどる。頂上稜線上のコル状の地点に着いたら、今度は頂上稜線の裏側に回り込み、手前の左のピークと奥の右のピークの間の雪が詰まったルンゼをたどって頂上を目指す――。それが春に偵察を行った山野井泰史が考え出したオルカの攻略ルートであった。この写真は、その偵察時に山野井泰史自身が撮影したもので、これを含む数枚の写真と実際の偵察結果から考えたのである。でも、僕は納得顔の山野井泰史とは対照的に『ヘッドウォールの登攀はそこそこにして裏のルンゼに入っていくのか……』という思いが心を占めた。攻略ルートはこれしかないと言った勢いで嬉々として話す山野井泰史の顔を見、写真を見ると何となく自分のモチベーションが下がっていくのを感じた。
壁に雪がついているということは、壁はだいぶ傾斜が緩い、ということを示している。右上して左に折り返すということは傾斜の緩いところを選んで登っていくということに他ならない。岩に雪がついていて岩壁の傾斜が予想しやすくなっているだけに、この程度の傾斜ならヘッドウォールまでたいした登攀はないだろうし、歩いて行けないこともないだろう、と想像がつく。唯一期待していたヘッドウォールの登攀も実質ヘッドウォールの標高差の半分ほどを攀じ登るにすぎない。実質350mから400メートルほどの標高差の岩壁登攀と思えば気が楽だ。だけど油断をしてはならない。何と言っても相手は未知の岩壁なのだから。
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この山の岩壁の標高差は地形図を見ると実質1200メートルほどだ。等高線をもう一つ加えたとしても1300mである。NHKスペシャル『極北の大岩壁』で登ったバフィン島のウォーカー・シタデルと同じかほんの少し小さい。でも壁の傾斜は海面から一気に聳え立つウォーカー・シタデルとは比べ物にならないほど緩い。だから一目見ただけで実質的な登攀はヘッドウォールだけだと推測できるし、登頂に失敗する恐れもない、と言い切ることができる。それは、自分には登れない壁ではない、という気持ちから生まれるものだ。壁の傾斜から考えると、どうみても取り付きからワンプシュで登れる壁だと思うし、そういった感じのルート設定になっているように思えるのも、そういった考えを補強する。いずれにしても1000m程度の標高差の岩壁ならどんなにかかっても三週間くらいで登り終えることだろう。それが200mや300m標高差が増えたところで、壁の傾斜を考えると、登攀に要する期間はそう大きく変わりはしないだろう。
この写真を見る限り、岩壁の傾斜が強いのは上部岩壁(ヘッドウォール)だけだ。これに横から撮った写真や地形図を重ね合わせて見ると、さらにはっきりし、下部の傾斜は非常に緩く、平均傾斜は45度くらいになる。そう考えれば下部岩壁は登るのに障害にはならないことがわかる。中間岩壁は横移動が長いからさらに傾斜が緩く、登りやすいはずだ。歩きが中心になるだろう。ヘッドウォールの登攀予定のラインは、写真で説明すると、奥のピークの真下に見える光と影の境目部分をたどる計画だ。だが、それとて別の角度から撮った写真で見みると垂壁の感じはしない。上部は一見傾斜が強く見えるが、ルートは稜線へ向かって右曲がりに見えるらきっと傾斜は落ちるだろう。裏のルンゼに雪が詰まっていれば、その先はそれこそやさしいし、たとえ頂上稜線をたどることになっても、中間に一箇所傾斜が強そうでどのくらい難しいのか不明のところがあるものの、全般的にはそれまでのヘッドウォール下部より傾斜は落ちるので何とかなるだろう。最後の部分の岩には横にクラックが走っているように見えるから左から周り込めるのは確実だろう。大雑把な見方ではこの山の頂に立つことそのものは何ら心配する必要はないと思える。いずれにしても、僕にとって、この登山の核心と興味はヘッドウォールの登攀ということになりそうだ。
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見るからに岩登りをするより荷上げをする方が大変そうに思える岩壁の傾斜だが、傾斜が緩すぎる分だけ背負って歩いていける部分が多いということならば、逆に荷を上げるのは容易だと言えるのかもしれない。この状況からは、いったんヘッドウォールの取付まで登り、そこに荷物を終結しておいて、あとはヘッドウォールを一気に攀じ登るというパターンになりそうだが、頂上稜線の裏側のルンゼに入って頂上を目指すという発想では、どう見てもこの岩壁から逃げ出す感じがしてしまう。そんな発想は岩壁を登ろうという見方に凝り固まっている僕にはできない発想であることは間違いないが、手前のピークの頂上稜線の裏側に刻まれたルンゼに入ったのでは、登高する姿に高度感を出しにくいし、いくら登っても同じような映像しかとれないので、撮影に好ましくないのは言うまでもない。撮影のことを考えると、最後は頂上稜線裏側のルンゼを登るのではなく、少なくとも頂上稜線そのものを登らなければ話にならないだろう。いずれにしても、おそらく最後は頂上稜線を登る方向に持っていかねばならないだろう――。僕はそんなふうに感じていた。
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今年は気温が低く、フィヨルドの氷があまり解けていないらしい。海面が露出しなければボートを使って移動するのは難しい。そんな状況ならまだけっこう壁に雪がついているのかもしれない。雪があれば水には困らないが、壁が濡れていたたら攀じ登るのに困ってしまう。このエリアはまだ人が入っていないので、岩壁の状況がどんなふうに変化するのか、天気がどんな状態で推移するのか、資料が一つもない。そういう意味ではとても面白い場所に出かけていくことになる。問題は偵察時と実際の登攀時の時間のずれが大きくなるので雪がどのくらい消えるのか見当がつかないことだ。水を荷揚げしなくていいならすごく楽な登攀になるのだが……。
この写真から受ける第一印象ではピークのように見えるあたりからフォールラインを中央突破したいところだ。しかし、このあたりにはクラックラインがないという報告であった。岳人8月号の「山野井泰史のデジカメ日記」のページにはもう少し左寄り、氷河上流から見た写真が掲載されている。二つの写真を比べて見ると岩壁の素顔が見えてくる。どちらにせよこれらの写真を見る限り、僕には登れそうにない絶望的な岩壁には思えないどころか、余裕で登れる岩壁に見える。そんな点から言えば、登攀ルートは、僕にとっては、『極北の大岩壁』で登攀したウォーカー・シタデルの再登よりはるかに興味が薄いルートである。だけど、行ったことがある場所より、まだ行ったことがない場所で岩登りをする方がはるかに面白いことであることは言うまでもない。*
撮影する立場から考えると、最後に頂上稜線の裏側のルンゼに回りこんで頂上を目指したらぜんぜん絵にならないので、何としても手前の頂上稜線をたどらないとだめだなあと思いつつ、穴が開くほど繰り返し数枚の写真を見る。気持ちはすでにルンゼの登攀ではなく、頂上稜線の登攀に傾いてきている。頂上稜線にはどう見ても途中一箇所のっぺりした垂壁があるように見える。頂上稜線が登れるかどうかは、その場所が通過できるかがどうかにかかっているような気がするが、何度も何度も写真を見ているうちに、そこは登攀距離が短いから突破できるだろうと確信する。遠くから見るからのっぺり見えるので、実際にはそうでもないだろう。
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「肋骨と尾てい骨の二ヶ所を骨折しているらしくて、グリーンランド出発直前だというのに岩登りをするとけっこう痛みが走るんで参りますよ」という話を大先輩の坂下直枝さんにしたら、「まあな、木本も歳だからな」とあっさり言われてしまった。反発したいところだが、確かにその通りだから反発のしようがない。確かにその結果治りが遅いのかもしれない。が、そればかりはどうしようもない。歳は何もしなくても一年に一つずつ確実に増えていくのだから僕の力ではどうしようもない。実際、出発前の登攀訓練のために瑞牆山に行って十一面岩末端壁のペガサス一ピッチ目をリードして登ったとき、リードして登れはするものの、岩は濡れているし、胸とケツが痛いしで参ってしまった。グリーンランドの登攀でもそんな濡れや痛みと闘いながら登らなくてはならないんだろうな、と思うと暗くなる。
それらの痛みの原因を作った岩の一つは肋骨に当たったのち膝にも当たって転がっていった。だから膝も相当痛い。こちらは筋を損傷しているのだろう。レントゲンでは細かい傷はわからないのでケツと膝はMRIを撮ろうかと思ったのだが、予約がいるし、うまく時間が取れない。結局のところ、骨折していると思われる箇所が、一つは確実だったし、診察の結果それが確定したとしてもそれを早く直す治療法があるわけではないので、医者には骨折を報告したものの、その箇所は最初からレントゲンを撮るのをやめたほどだ。だが、MRIを撮ることで残りの二箇所の骨折や筋挫傷あるいは膝の筋の損傷が確認できたとしても、膝はともかく、尾てい骨の骨折に対しては特別な治療をするわけではない。できるだけ安静にしておけと言われるのが関の山だし、実際にそう言われていたのである。膝も同様で重荷を持つなと言われていたし、できるだけ歩かないようにしろと言われていたのだ。でも山登りをするのだからそういうわけにもいかず、よけいに参ってしまう。
だけど、骨折や筋の損傷がはっきりしたからといってグリーンランドへの出発を取りやめるというわけではないのだ。もちろん、安静にしておけと言われても、岩登りをするのだから安静になどしておけるわけはない。傷が治らないのもしょっちゅう山に出かけて岩登りをしているからで、僕に動くなという方がどだい無理な話なのである。グリーンランド登攀行の出発を取りやめないかぎり故障した箇所を治療をする十分な時間はない。医者もその点は承知している。いずれにしてもそのままグリーンランドに出かけていかざるを得ない状況なのだから、登攀期間が延びても大丈夫なように出発直前に予定滞在日数以上に多めに痛み止めをもらって出かけたのだった。
だいたいこんな状態でも、安静にしているわけではなく、山に行き続けているのだから治るものも治らないというのが真実だろう。まして骨折や筋の損傷が出発までや登攀開始までのわずか二週間や三週間で完治するわけがない。体の不具合のために現地に出かけるのをやめたいと思っても、行かないと困るといわれているし、今さらやめるわけにはいかないのだ。どちらにしても出かけていくことになるのだから、かなり辛い撮影行になるのは間違いないなかった。もちろん岩登りをするのだからへんな力のかけ方もするだろう。お先は真っ暗だが、しかし、出発まではまだもう少し時間がある。まあ、何とかなるだろう――。実際、そんなふうに思っていたし、思うしかないのだ。でも、グリーンランドの登攀は、そう思っているうちにあっという間に終わってしまうのだろう。こんな痛みはなかなか消えるものではないからなあ――。そんなふうにも思っていたのだった。
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受傷時ほど膝に強い痛みが走るわけではないが痛みは消えてはいない。指先がなくなってからというもの多少破行があり、厳密にはちょっとおかしな歩き方になっているのだが、こいつのおかげでもっと変になってしまい、左足にはしだいに変なところに変な筋肉がついてきた。自分ではあまり気にしないようにしているのだが、体は痛さを相当気にしているようで、今までにない筋肉をつけてそれをかばおうとしているのだ。荷揚げするとかなり痛むことだろう。でもまあ、何とかなるさ。実は、これでもグレート・トランゴ・タワーの遠征に出かける前の体の状態と比べればはるかにマシなのだから。いずれにせよ今さらそんなことを気にしたって始まらない。なるようにしかならないのだから――。自分自身にそう言い聞かせる。というかそう言い聞かせて諦めさせるといった方が適切なのかもしれない。
自己紹介(木本哲登山および登攀歴)
木本哲プロフィール(「白夜の大岩壁・オルカ初登頂」のページから)
僕のビッグ・ウォール・クライミング小史
Satoshi Kimoto's World(木本哲の登攀と登山の世界)
しぶとい山ヤになるために=山岳雑誌「岳人」に好評連載中
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