◆どのページでも「メール contact」の文字をクリックすれば送信フォームが開きます。HPの内容に対するご意見、ご感想は、ご要望はそこからお送りください。
 ガイド山行に関するお問い合わせ、登山に関するご質問も受けつけています。直接あるいはHPの中に回答を提示いたします。
 

NHK『日本の名峰北岳』のためにバットレス第4尾根〜中央稜の登攀に出かけ、ビデオカメラを回しました。機会があればご覧ください。
 現在DVDが発売中です。そのうちに谷川岳も放送されると思います。その際も機会があればご覧ください。

 

◆1971年4月設立。社団法人日本山岳ガイド協会の新会長に衆議院議員谷垣禎一氏を選出写真――新会長選出と日本山岳ガイド協会の動き
 

山と渓谷社から「感謝されない医者」という本が発売されました。 内容は凍傷治療や人道医療についてかかれたものです。
 凍傷になった僕の足指を切断したドクターが書いたものですが、山好きのドクターが凍傷の権威になるのはごく自然な流れだったというべきかもしれません。

 気持ち悪い写真もあるかもしれませんが、ぜひ読んでみてください。そしてここから凍傷に関する正しい知識を読み取ってください。
 凍傷はかからないようどんなに注意していても条件が揃えば簡単になってしまいます。顔周りはかなりひどくても回復することが多いけれど、
 手や足は切断を余儀なくされるほど深く罹患することが稀ではなく、わずか数時間でそうなってしまいます。凍傷は安易にかかってはなりません。
 凍傷に関する正しい知識を普及させ、ひとりでも凍傷患者を減らしたいというのがこの本を著した金田ドクターの切なる願いです。僕も同じ思いです。

 

ヤマケイ6月号に「感謝されない医者」の書評を書きました。

 この本はガイドや医者はもちろん登山者全員に読んでもらいたいと思っています。間違った知識や安易な考えがさらに患部を悪化させることもあるからです。
 短い文章ながらもこの本のもう一つの顔であるアフガニスタンの人道医療の件は戦争の狂気、人間の愚かさを感じさせるに十分な文章です。
 もう一つあげれば冒頭のロシアへのODAも妙な話です。でもこんな変な援助がまかり通っているのが現実で、新聞を見ていればボロボロ出てきます。
 凍傷で足指を切断して20年が過ぎましたが、この本から20数年の間の凍傷治療の変遷や凍傷にかかった人間の機微が読み取れ、面白く感じました。
 僕を含めた登山者の愚かささえ読み取れる気がしますが、そんな愚かな登山者と長年付き合っていれば確かにいい加減医者を止めたくなるだろうなと、
 妙に金田ドクターの肩を持ちたくなってしまいます。そんな愚かな登山者が少しでも賢くなって金田ドクターの負担を和らげることを期待しています。
 

   

前作「極北の大岩壁」や僕がこれまで行ってきたそのほかの登攀とは違って今回の番組は岩登りに難しさが見えない。
 だから、僕のことを知っていて、岩登りができ、岩登りのグレードを正しく認識できる人は、皆NHKスペシャルの内容を変だなと思っているようだ。⇒
続きを読む

未踏峰二座の登山と河口慧海の足跡を探った2004年西チベット学術登山終了直後に再発見された河口慧海の日記の翻刻、整理、解析、研究が進み、
 このたび 
『河口慧海日記 ヒマラヤ・チベットの旅』 (奥山直司編)  として纏まり、講談社から出版、発売され、講談社学術文庫の一冊に加わりました。
 これによって河口慧海の日記を誰もが気軽に手にして読めるようになったことは
河口慧海研究プロジェクトの一員として喜ばしくもあり、誇りにも思います。
 この登山やこの地域の数回にわたる登山、再発見された日記を基に再調査した登山などの成果を踏まえ、日記に則して越境コースを紹介していますので、
 『チベット旅行記』の愛読者はもちろんのこと、世界に先駆けて行われたこのヒマラヤ・チベット横断の冒険談に興味を引かれる方はぜひ読んでみてください。

 

岳人に連載を始めたのはいいが、いつ原稿に穴を開けるかと思うとひやひやものだ。そういう思いはおそらく僕より編集者の方がはるかに強いに違いない。

 出かけてばかりで、帰ってきてもすぐに出かけなければならない状態が続き、ものをを書く時間がとれなかった今月は絶対に穴をあけるだろうと思っていた。
 しかし、やっつけ仕事になってしまったもののなんとか原稿を書き終え、今月も穴を開けずにすんだ。だが、今月で終わりではなく、まだ先がある。

 何も考えずに引き受けたものの1年は長い。文章を書くのはいいが、締め切りがあるものは大変だ。毎月、毎週、毎日書いている人はすごいなと思う。
 自分には向いていない――。そう思ったところで途中で止めることはできない。しかし、あと4本原稿を書けばおしまいだというところまできた。

 その日が待ち遠しいが、編集者はもっと待ち遠しいに違いない。早いとこ書いて終わらせてしまいたい。が、その前にぐっすり眠りたい。マジ疲れた……。
 明日はまた山登り。山を登るのはいいけれど、登山地までの移動距離を考えるといったいいつ寝てるんだ? と我ながら思うことがある。

 

岳人の連載を続けることになった。これでは中途半端でしょう、というのが編集者の意見だ。でも雪山に触ったくらいまでは書けるから僕はそれでもいい。
 締め切りはあるが、何だか切羽詰まらないとなかなか書けないし、テーマを考えて書き始めてもうまく表現できず、時間がないというのにテーマを変えたこともある。

 またややこしい原稿書きと格闘しなければならないかと思うとイヤになる。悩んでください、と言われてもつらいのはこっちだからなあ。
 本を作ることだけを楽しみに頑張ろう……。再来年にはここに本を買ってくださいと載せれるように。
 

NHK『日本の名峰谷川岳』のために一ノ倉沢南稜の登攀に出かけ、ビデオカメラを回しました。機会があればご覧ください。
 
なんだかんだいいながら3年目に入っているところをみるとこの企画は人気があるということらしい。 放送は来年だそうだ。
 自分が撮った映像はいまいちっだった。やはりもうちょっと時間をかけてやらないとだめなんだな。三脚の運代が壊れていたことも影響したとはいえ……。
 次はもっとぶれないで撮れるよう工夫しよう。
 
 放送日決定 2008年8月24日(日)19:00〜20:50 ハイビジョン特集・日本の名峰〜日本一の山々。
 
変化に富んだ自然を誇る日本の山。その魅力は決して標高だけではありません!
 日本一の大岩壁をもつ谷川岳(群馬県・新潟県)、日本一山の深い幌尻岳(北海道)、標高3000mの稜線が日本一長く続く間ノ岳(静岡県・山梨県)
 世界最大のカルデラをもつ阿蘇山(熊本県)、他にも、乗鞍岳(長野県・岐阜県)・朝日岳(山形県)・大台ケ原山(奈良県・三重県)・高尾山(東京都)をとりあげ、
 それぞれ日本一を誇る山の自然をたっぷりと紹介します。
 翌25日は日本の名峰・ふるさとの富士があります。
 

 

◆『白夜の大岩壁』?撮影快調。11月〜12月放送予定。乞うご期待。BShiは11月18日と26日(再放送)、総合は1月の予定。
 本当のところはi岩登りをおこなわなければならないグリーンランドの登攀の撮影の方がエベレストに登って撮影するよりはるかに危険が大きいのだと思う

 でも、こういった企画が通るのは嬉しい。それだけに安全には十分注意しなければならない。アルパインクライマーとして僕が果たさねばならない役割は大きい。
 もちろんガイドとしての役割も大きいことは承知している。冒険に危険は付き物だが安全にも十分気を配って登りたい。そしていい番組を創りたい。
 撮影クルーは僕も含めて「極北の大岩壁」の撮影も経験した筋金入りだ。

 

 

 

◆グリーンランドの未踏峰で岩登りをしました。山野井泰史・妙子夫妻を巻き込んだNHKの番組製作です。
 この登攀の模様は、衛星放送NHKBShi(BS9)の
ハイビジョン特集(109分のロングバージョンの予定)で11月下旬に放送の予定です。
 ハイビジョン特集「白夜の大岩壁に挑む クライマー山野井夫妻」は11月18日(日)19:00〜20:49の放送です。再放送は11月26日(月)14:00〜です。

 地上波、NHK総合のNHKスペシャル(59分)は12月に放送予定ですが、1月にずれ込むかもしれません。今のところ放送日時は未確定です。

◆NHKスペシャル「夫婦で挑んだ白夜の大岩壁」は2008年1月7日(月)22:00〜22:59に放送します。再放送は1月9日(水)深夜0:10〜1:09です。     
 ご覧ください。関連本はNHK出版から1月31日発売。「白夜の大岩壁に挑む クライマー山野井夫妻」1680円。表紙写真は僕が撮った写真を使ったらしい。

◆ハイビジョン特集を見た
僕の感想は……
 ハイビジョン特集にしても、NHKスペシャルにしても、登攀の報告は真実とはだいぶ乖離があるが、ハイビジョン特集の方はまだ許せるかなと思える作りだった。
 しかし、NHKスペシャルはひどい。たとえ山野井夫妻にエールを送る番組だとしてもひどくない? そう思ったのは確かだ。
 実際、登攀の内容も夫婦二人で挑んだというのを強調しているせいで故意に誤解を招く作りになっている。それはハイビジョン特集よりひどい。
 

 

◆ハイビジョン特集今月末再々放送します。ご案内はこちらです。
 

◆机上講習会は9月から再開いたします。四谷デナリにて。詳しいご案内はここから

 

◆2007年11月7日19時から東京・池袋でマルコ・プレゼリのスライドショーがある。入場料は無料だが先着80名まで。ただしロストアローにE−mailで申し込みが必要だ。
 フリークライミングだけではなく、アルパインクライミングにも興味がある方はいい機会だから覗いてみるといい。


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◆社団法人日本アルパインガイド協会は、故橋本龍太郎会長の意向を受け、日本山岳ガイド連盟と統合合併し、社団法人日本山岳ガイド協会となりました。
 現在の僕の所属は
社団法人日本山岳ガイド協会傘下のNPO法人かながわ山岳ガイド協会です。紛らわしい名前がありますのでご注意ください。

 

木本哲プロフィール(「白夜の大岩壁・オルカ初登頂」のページから)……公開を取りやめています
僕のビッグ・ウォール・クライミング小史……公開を取りやめています
「目次」を参照してください
しぶとい山ヤになるために=山岳雑誌「岳人」に好評連載中……登山開始から山学同志会在籍一年目までの山行で学んだこと感じたこと
自己紹介(木本哲登山および登攀歴)……山学同志会在籍一年目に培った技術を基礎として実行した初登攀〜第3登を中心にまとめた
Satoshi Kimoto's World(木本哲の登攀と登山の世界)……山学同志会在籍二年目から海外のさまざまな山や岩壁を登りに出かけた

 

山とのかかわり 国内の登山記録 海外の登山記録 著書・著作 海外ガイド登山・登攀 映像・撮影ガイド

 

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