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Kimoto Satoshi Alpine Climbing School
遥かなる西チベット(岳人)2005.1
パチュムハム初登頂とギャンゾンカン南東壁初登攀の記録です。パチュムハム初登頂は予想通りそれほど難しいものではありませんでした。僕にしてみればどちらかといえば鼻歌混じりの山行です。しかし、登山経験の少ないものにとってはそういうわけにはいきません。
ギャンゾンカンは山頂を取り巻く周囲360度がすべて岩壁ですから初登頂することそのものが困難な山です。登頂ルートを拓いた南東壁の登攀は、若手を中心に登らせるというのが趣旨ですから、天気が悪い状況ばかりが僕のチームに巡ってきましたが、それでもけっこう登攀を楽しむことができました。
岩壁の標高差は500メートルほどしかなく、予想よりはるかに小さなものでしたが、500メートルという登攀距離はやはり登攀ルートとしては短く感じます。逆に言えば、標高差500メートルという登攀距離は手ごろな登攀距離だといえるでしょう。はじめて大きなルートに挑んだり、高所の岩壁登攀を目指すのなら、これくらいの登攀距離が理想的かもしれません。
この内容は大西保によって英文に翻訳され、JAC Newsに載っています。
山のアルバムから(山と渓谷)
登山を始めてヒマラヤに出かけるまでのあらすじです。
アルパインクライミング一年生のために(岳人)
アルパインクライミングを志す人がどんな山を目指したらよいのかを書きました。
すぐそこにある危機 白馬岳主稜(岳人)
落雷による失神の記録です。生と死は誰もが考えている以上に身近にあります。事故は遭ったからといってどうということはありません。大切なのは遭わないようにするにはどういうふうにするか考えることです。そういったことを考えると、自然について深く学ぶ姿勢が大切になってきます。万一の場合には応急処置の知識や技術を備えていることも重要だと気づかされますが、何でもやってみるということが大切ですし、機転を利かすということも大切です。雷に当たった場合はほとんど苦しまずに死んでしまうんだな、というのが実感でした。
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