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左肩の具合がいつ右肩の調子に追いつくかが目下の注目の的だが、左肩は徐々に太く強くなってきている。このリハビリは5.13を狙うには絶対に欠かすことができないものだからこちとらも真剣だ。膝はとりあえず目処が立ったから残るは肩と腰である。腰も目処がつきつつある。リハビリとトレーニングとストレッチの組み合わせは本当に効果がある。この状態ならこの秋から冬は憂いなくいろんなところに登りに行けるだろう。来冬はパチンコに行かなくちゃならないというか行きたいから今冬はルートをたくさん登ろうと思う。このままではクライアントに迷惑をかけてしまいそうだと確信するくらい深刻な体の状況だったけど、今はその状態を脱しつつあり、またむちゃくちゃな行動ができそうな目処が立ってきた。どこでも登りに行くぜ。本当に。しかし、これは筋トレではなく、リハビリを行っている意識で少しずつ全体的に強くなるように心がけて鍛えているからこそ効果が絶大なのだろう。だからこそ無理をしようなどという意識も生まれないのだろう。一歩ずつ歩めばやがて頂上に着く。山登りとはそういうものだ。だが、帰りの余裕も確保しておかねばならない。つまりトレーニング山登りもやりすぎはダメだってことだ。

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クライアントから問い合わせがあった。社団法人日本山岳ガイド協会のガイド資格ってどんな具合になっていたのでしたっけと。もちろん大雪山の大量遭難死亡事故を踏まえてのものである。社団法人日本山岳ガイド協会が認定するガイド資格には自然ガイド、登山ガイド、山岳ガイド、登攀ガイド、国際山岳ガイドの別があって、夏の登山道は登山ガイドの資格があればガイドをすることができると伝えた。一方、山岳ガイド、登攀ガイド、国際山岳ガイドは登山ガイドより広範囲にガイドすることができるが一般登山道に関して言えば夏冬一般登山道をガイドすることができる資格だ。でも、ガイドの登山経験はどんなガイド資格を持っていたってピンからキリまで差が大きいから実際にガイドしていた人がどんな資格があってどんな登山経験がある人なのかは知らないけど、今回の遭難はガイドの判断がかなりまずかったんじゃないのと言っておいた。実際、ガイド山行でもない一般登山者のグループは遭難が起こった事故当日もそこを無事通過しているわけで、彼らと比べれば登山に長けているというお墨付きを社団法人日本山岳ガイド協会というガイドを束ねる組織から得ている人が頭に立って行動していながら事故を起こしたわけだから、ガイドの判断や山行全体の行動に問題があったとしか思えない。実際、その程度の判断しかできなかったということであるからガイドだけではなく、行動可能だと判断して客を集めた会社にも、少なくともこの山を案内するのに信頼できるガイドとして雇った会社の判断にももちろん何がしかの責任があると思うけどね、と言っておいた。しかし、その会社は社団法人日本山岳ガイド協会が認定したガイドだからうちには責任はないという立場を主張していたはずだ。なら社団法人日本山岳ガイド協会にも何がしかの責任が生じることは疑うべくもない。クライアントは会社がどんなガイドをあてがうかわからないから会社は今回の山行にどんなガイドがくるのか説明する責任があると思うし、クライアントの側はそのガイドがどんなガイドか知ることはできないのだからある程度会社が選んだガイドに会社が責任を持つのは当たり前のことだろうと思うけど、と言っていた。クライアントにガイドを選択する余地はないわけだからそれは当然のことだと思う。でも、会社は会社側には責任はない。すべてはガイドの責任だと言っているのだ。いずれ裁判になるのだろうけどどういう展開をするのかね。クライアントは山岳ガイド、あるいは山岳ガイドありきのアシスタントガイドにすべきでないの、と言っていた。北海道のガイド連中が口を揃えて北海道の2000メートル峰は本州の3000メートル峰クラスの山に相当し、夏でも非常に危うい天気になると言っているくらいだからそうすべきなのかもしれない。本州の3000メートルクラスの山や北海道の2000メートルクラスの山は夏山経験や冬山経験が必要とされる山岳ガイドクラスの人がガイドすべきだと。山岳ガイドクラス以上の技術を要すガイドなら低体温症についての知識も自分自身にそういった登山経験も備えていたかもしれない。事故を起こしたガイドはいったいどんなガイド資格を持っていたのだろう。

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腰と言うか脊柱というか背骨の周りって紐みたいに細長い筋肉がたくさんあるんだな。こんなんじゃそりゃあほっとけば弱くなるだろう。適度な運動をしないと背が曲がるのはよく分かる。老人の腰が曲がるのは自然に思える。筋トレにはいくつか原則があるようだ。@過負荷の原則=筋肉は与えられる負荷に比例して強くなる。筋トレ初期の力の増加は筋繊維の肥大というよりむしろ神経筋機能の改善による――。油断できない。負荷は運動処方の三つの要素、すなわち頻度、強度、期間を変化させることによって加減することができる。A適応性の原則=与えられた負荷に応じて肉体は反応する。つまり身体は与えられる負荷やストレスの種類に応じて徐々に時間をかけて適応していく。負荷は限られた範囲にしか及ばないから全体的に鍛えるにはさまざまな運動をしなければならないということだ。特定のところを鍛えるには特定のプログラムを組まなければならないってことだ。ちなみに登山で悪い経験をたくさんすればそれらの事柄に対して強くなるってことでもある。悪い経験をたくさんしているぞ。僕は。筋肉は与えられる負荷とストレスによってはよい方向へも悪い方向へも適応して変化する。不適切な負荷をかければけがをする。弱すぎても強すぎてもだめだってことだ。若干強く、いい加減がいちばん。B特異性の原則=個人の特定のニーズに合ったトレーニングプログラムを作ることが必要だ。目標は筋力、筋持久力、柔軟性、心肺持久力、身体組成などのフィットネスのニーズに関連して決める。必要ない筋肉を鍛えてもしようがない。ちなみに懸垂って肩が弱いとできないんだな。岩登りに懸垂する力は欠かせない。肩を強くしかも柔らかくしなければ……。

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ミンミンゼミがうるさいけどアブラゼミもうるさい。しかし、これらのセミは雨が似合わない。かっと照りつける太陽はいったいどこへいったのか。早く雲がとれないと夏が終わっちゃうぜ。セミって地上に出てきて一週間しか生きないというのが定説だったが、そうではないらしい。セミを捕まえても生かし続けることが難しいだけで、実際は一ヶ月ほど生きるのだという。そのくらい長生きしないと子孫を残すのを失敗しそうだ。こんなに雨ばかり降っていては。梅雨末期の集中豪雨が始まっているからじきに梅雨は明けるだろうが……。でもその原因は気圧の谷にあるという。実際のところ天気図を見るとこの週末は近畿から東海あたりに気圧の谷が移動してきている。この気圧の谷に暖かい湿った風が吹き込んで雨風が激しくなっている。京都では突風が吹いた。どうやら強い積乱雲が発生したようだ。それにしてもこのところ曇天、湿度の高い日が多く、熱帯夜という言葉はどこかに行ってしまった。夜間は案外冷え込み、へたをすると風邪を引いてしまいそうだ。「沖縄以外、安定した夏空がなかなか広がってくれません。四国・中国地方東部・近畿では日曜朝にかけて、東海・北陸・甲信では日曜日中にかけて、激しい雷雨になる所が出てきます。(森田勝の天気を斬る)」安定した夏空は週明けに来るかな。何だかまだ北の寒気と南の暖気がせめぎあいをやっているようだ。この夏の天気は思い切り不順。晴天が戻るのはお盆明け、秋の声が聞こえてきてからかな。

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八月最初の週末土曜日の富士山頂の気温は4.2〜9.9℃、翌日曜日は2.5〜5.9℃だ。土曜日は多少日照時間があったが日曜日は日照時間0である。いずれも低体温症になるには十分な気温である。しかし、この週末富士山を登ったパーティーはご来光を見たらしい。頂上は雨。ブームの富士登山に水を差す内容だろうが、無事登頂したという。無事が何よりだ。

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脳梗塞は脳梗塞そのものよりそのあとに起こる脳の炎症が問題らしい。その脳梗塞後の脳の炎症にはインターロイキン(IL17&IL23)というタンパク質が関わっているのだという。マウスによる研究結果で人間のことではないのだが、人間も同じ仕組みではないかという。ここでもタンパク質が関与している。脳梗塞そのものより脳の炎症がひどい後遺症を発症する原因になっているらしいから仕組みがはっきりすれば対処法も考えやすいというものだ。脳梗塞による言語障害や行動障害が減ればこれほどいいことはないだろう。

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湿布の世話になったり、たまに薬を飲んでまでリハビリ&トレーニングを行っているという激しい?痛ましい?涙ぐましい?リハビリ&トレーニングを続けているのだけど、膝についで肩、腰にも明るい兆しが見えてきた。肩はじき痛みが消えそうだ。毎回こんなにやると故障するのではないかというラインの手前まで負荷をかけたのち入念な温浴とストレッチを繰り返しているのだが、うまい具合に事が運んでいるのが実感としてわかる。肩は確かに目処がつく直前まできた。腰の深層筋肉は筋肉そのものが細いものが寄り集まってできているので時間をかけて鍛えた方がいいのだろうという思いから遠まわしに鍛えている。リハビリとトレーニングと温浴とストレッチによって各部の毛細血管も神経も隅々まで行き届いてかなり発達してきたようだ。おそらく大腿四頭筋挫傷からもほぼ復活するだろう。未来はとても明るくなった。筋肉の機能や働きを学びながらリハビリ&トレーニング積んでいるので効果も満点なのかもしれない。しかし、専門書は絵が多いものの文字が詰まっていてページ数も多く、この頭では理解するのが大変だ。

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「自民・公明の連立政権が4年前に掲げた政権公約=マニフェストに基づき、その実績を検証する「大会」が開かれ、参加団体からは自公政権は「落第点」とする厳しい評価が相次ぎました。」とTBSニュースが伝えている。「政権交代」より「政策実行」と自民党は自党のTVコマーシャルで訴えているが、世間の判断は厳しい結果である。とても皮肉なコマーシャルが印象に残った。支持率調査の結果を見るといまだに民主党に風が吹いているようである。この一ヶ月でどうかわるのか。若者が投票に行くような選挙なら間違いなく民主党が勝つだろう。そうなったら高速は常時無料。ETCの週末割引のためにひどい渋滞を起こしている混雑は緩和されることだろう。今は高速を使っても早く目的地につかないし、早く帰ることもできない。ETC割引が始まる前の有料時と比べるとひどく時間がかかる。ちなみに近場は素通り、日帰りが主になってほとんど恩恵がないどころか、観光客そのものが減ったらしい。経済が潤っているのはちょっと遠くの観光地だけのようだ。
元自民の小林興起氏、民主から出馬へ 比例東京ブロック

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体全体がバキバキだ。5.12くらいのルートを登ったあとのような感じにも思える。肘にも腰にも違和感があり、体が芯から疲れている。それでもいい兆候だと思う。これまでこんなふうにすることができなかった。これまでがあまりに悪すぎたのだ。膝がよくなれば自然にグレードが伸びるはずだ。上半身はますます鍛えて細かいホールドに耐えられるようにしておこう。今氷を登れば間違いなくすごく登れるだろう。昨シーズンとは体が全然違っているもの。直接腹筋背筋のトレーニングをしているわけではないが、遠まわしに鍛えているので腹筋背筋も間違いなくついてきた。筋持久力をつけて登攀に適した体になればやがて全体的なバランスもよくなるだろう。安全は技術面だけではなく体力面からも考えねばならない。寒気の中でどれだけ体を動かすことができるのかガイド自身が分かっていたらトムラウシの事故は起きなかったろう。何だかあの遭難はいくつものミスを重ねているような気がする。ちなみにトレーニングをすると運動と栄養補給の関係を考えざる得ないが、それを考えるとトランゴほどひどい登攀はこれまでになかったなと思う。登攀が開始される前に砂糖がなくなってしまう登山なんて今までしたことがないし、想像もしていなかったもの。あんな隊員構成でよく登りに行こうとしたものだなと思う。この状態を招いたのが実は栄養士の卵だったからなおさらひどいことだと思う。しかし、そんな状態でも登った。皆が諦めても一人登り続けた。考えてみればこれまでいろんな登攀をやったなあ。おかげで精神も肉体も鍛えられた。おそらく死にそうな環境の中での精神的な強さはだれよりもあるだろう。そうした経験がまた動物的な勘を養う原動力にもなっているのだろう。できるとこまではやるけど、やめるとなったら逃げ足は案外はやい。それも長生きのコツだ。

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従来、紫外線のうちB紫外線(UVB)にだけ発がん性があると考えられていたが、A紫外線(UVA)もUVBと同じように発がん性があることがわかったのだという。地上に降り注ぐ紫外線の95%がUVAだからUVカット仕様のウェアは今後伸びるかもしれない。日本人は黄色人種でメラニンがあってある程度耐性はあるだろうが、白人には大きな問題だろう。それでも従来とは異なる見解が出てきたわけだからこれからはUVカットも登山ウェアの重要なポイントになるかもしれない。

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近畿東海で梅雨明けをしたそうだ。これから太平洋側は天気がよくなり、暑い夏がきそうだ。ところが明日あさっての関東地方の予報はイマイチである。今年は本当に天候不順なんだろうな。冬は暖冬、夏は冷夏。これで全体的な熱の収支は合うのかもしれない。まるで僕の体を象徴しているような天気だが、どうせならやはり冬は寒くて夏は暑い方がいいと思う。僕の体も梅雨が長いけど、僕の体の梅雨明けは間近だろう。しかし、本当に壊れるか壊れないかくらいの微妙なバランスで前進している。だからこそ回復に早さがあるのかもしれないが、こんなのも自分の体を分かっていないとできないことなんだろうな。ちなみに「森田勝の天気を切る!」にはこんな言葉が並んでいた。大気の状態が不安定になりがちな環境はまだ今後も続きます。梅雨明けしたからと言って「もう豪雨はない!」と思わずに、逆に「激しい夕立のおそれがある」のをしっかり頭に入れておいてほしいと思います。もっともだ。何せはっきり梅雨明けしたわけではなく、何となく梅雨明けしたのだから。
 

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